長い間国交を断絶していたアメリカとキューバ。
その風穴が開きそうな、オバマ大統領の行動です。
中南米で唯一の共産主義国家のキューバ。
自由主義の盟主となったアメリカにとって、その近さから国交を断絶せざるを得なかったのです。
それを解除しようとする動きの中、ベイスターズと契約していたキューバの野球選手が来日しないという事件が起こります。
アメリカとキューバが近づくと、メジャーリーグへ普通に行けるようになります。
なら、世界最高峰でしかも近いメジャーリーグを選択することも仕方ないかなあとも思います。
世界の政治が、このように大きく動く中、日本は統一地方選挙ということで、あまり盛り上がらない選挙週間がありました。
県議会議員選挙。
近くて遠い候補者です。
県議会というのは、県の条例を決めたり、県道とか県の施設を作ったりと、それを決めていく場所です。
やっていることで一番大きなことは、税金の使い方を決めることです。
県のどこ(場所)に多く配分していくか。
県のどれ(産業)に注力していくのか。
を決めていく場所です。
本来は、とても重要な議会です。
でも、よく分かりません。
県の広報誌がたまに家に来ますが、読んでもよくわからないわけです。
遠い存在になってしまった県議会。
選挙の投票に行ってきました。
ほとんど人がいませんでした。
選挙管理委員の人たちが、あまりの暇さに時間を持て余しているのではないかと思うぐらいの静けさです。寝てしまいそうです。
国会議員の選挙とはあまりに違いすぎます。
テレビが多チャンネル化し、インターネットが普及した現在において、やっていることを伝える手段はたくさんあります。
県の中でどういうことが争点になって、誰が賛成し誰が反対しているのかをわかるようにしたら、僕達の選択する意味ができるように思います。
また、選挙区のわり方を変えるべきかと思います。
中選挙区と小選挙区が混在としているような選挙区割。
定数が1人だったり三人だったりと、意味が分かりません。
地方の選挙では、政党色が薄れてきますから、小選挙区ではない方が良いような気がします。
区割りを見直して、もう一度県民から目を向けてもらえるような県議会にしてもらいたいものです。