中学校と高校の吹奏楽部のコンサートを見に行ったけど、いつの間にか大人になっているんだなあと思った今日。
花燃ゆ
今まで、花萌ゆと書いてきた、このブログ。
なんで、萌ゆ、と間違えてしまったのか理由は分からない。
物語としては前半のクライマックス。
吉田松陰が安政の大獄で最後を迎えた回。
彼の人生って格好良すぎます。
死を恐れず、自分の思いを遂げていくことの何と崇高なことか。
なんの罪で咎めればいいのか分からない幕府の詮議。
そこであえて松韻は、井伊直弼と勝負に出ます。
明治維新後の歴史観の中では、吉田松陰=善、井伊直弼=悪、という図式がはっきりしてしまいますが、実は、開国を決行した井伊直弼は、幕臣の中では世界のことがよくわかっていた名君だとも言われています。
当時の政府=幕府の実質的にトップにいた大老井伊直弼。
それは言えないこともあったと思います。
俺もそれは言いたいよ、だけど、俺の立場でそれは言えないでしょう。
今の幕藩体制を守りこの国の安定を図るのが自分の役割なので。
だからこそ、怒りがあったかもしれません。
来週からは、坂本龍馬の登場です。
考えてみたら、維新の時代。
中心人物がキラ星のように現れ消えていきます。
吉田松陰
高杉晋作
久坂玄瑞
坂本龍馬
西郷隆盛
伊藤博文
と。
こんな時代は他にはありません。
面白い時代を描いた、大河ドラマ、花燃ゆ。
視聴率が伸びません。