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おもしろく こともなき世を おもしろく

16戦負けなし(11勝5分け)で優勝した浦和レッズ。

ローカルバス路線バスの旅が、史上最速最終日11時10分でゴールを迎えた同じ日。

浦和レッズは、無敗でJリーグ第1ステージ優勝で飾りました。

この無敗が凄いのは、守って守っての無敗ではなく攻めての無敗というとこです。

今季のレッズは、得点はJリーグトップです。

堅い守りから速攻とFWのテクニックでJリーグを制した、ブッフバルトの時代。

短いパスを繋いでゴールを目指すも守備がほころび優勝できなかったこの10年。

その良い所どりをしながら、昨年の屈辱を晴らしたのが今季だったと思います。

 

興梠を中心に、武藤、梅崎の3トップが上手く噛み合い、得点を積み重ねます。

そこに、李忠成や高木やズルタンが入ることで競争が激しくなります。

 

守備はGK西川を中心に整備されます。

3バックの、槙野、那須、森脇は盤石でした。

 

両サイドの、関根と宇賀神が攻守に活躍します。

 

ボランチは、阿部と柏木。

この名前書いていくうちに優勝して当然じゃろうと思ってしまいます。

 

今日の試合は、かなり厳しかったのでした。

場所は、ヴィッセル神戸のホーム、ノエビアスタジアム神戸。

このスタジアムはいいですね。

サッカー専用スタジアムになっていて、サッカーを見るのに邪魔な陸上のトラックがありません。

サッカースタジアムはこうでなくてはいけません。

Jリーグでサッカー専用スタジアムは、レッズの埼玉スタジアムと柏レイソルの日立柏サッカー場ぐらいしか知りません。

レッズファンの僕ですが、日本でのサッカースタジアムの最強は、その日立柏サッカー場だと思います。

選手と観客の距離が無茶苦茶近いのです。

 

それを今日改めて思ったのは、レッズの梅崎がゴールを決めた後です。

 

梅崎は、サポーターのすぐ側を通り、まるで手と手を合わせるような行動をします。

近いっていいなあと思った瞬間でした。

 

梅崎が先制のゴールを決めた後、神戸も決定機を迎えます。

シュートを放つも、ゴールポストに嫌われ外に出ます。

決定的瞬間を二度もポストに嫌われゴールができません。

 

運も浦和に味方していました。

引き分け以上で優勝が決まる今日。

そして、優勝の可能性があるガンバ大阪は勝たなければ優勝できません。

 

レッズが、1対0で勝っている時、ガンバも1対0で勝っています。

 

後半30分。

浦和の宇賀神が2枚目のイエローカードで退場になります。

5分後、神戸に同点にされます。

そのセンタリングを蹴ったのが、元浦和の相馬。

ヘディングシュートを決めたのは、もと横浜Fマリノスの渡辺でした。

 

残り10分。

その間にガンバが引き分けで試合を終了します。

この時点でレッズのステージ優勝が決まります。

 

試合は、神戸の猛攻をしのぎ、1対1で終わります。

優勝です。

 

セレモニーは、面白かったです。

3段落ちみたいなボケをかまします。

 

今日の先発メンバーです。

 

1 GK 西川 周作 サンフレッチェ広島←大分トリニータ
4 DF 那須 大亮 柏レイソル
5 DF 槙野 智章 1.FCケルン←サンフレッチェ広島
46 DF 森脇 良太 サンフレッチェ広島
8 MF 柏木 陽介 サンフレッチェ広島
22 MF 阿部 勇樹 レスターシティFC←ジェフ千葉
3 MF 宇賀神 友弥 流通経済大学
24 MF 関根 貴大 浦和レッズユース
7 MF 梅崎 司 大分トリニータ
19 FW 武藤 雄樹 ベガルタ仙台
30 FW 興梠 慎三 鹿島アントラーズ

 

生え抜きが、宇賀神と関根しかいないのは、気になりますし、広島出身の選手多いなあとは思いますが、チームとしては洗練した今季でした。