とても重要です。
スポーツ競技での監督(コーチと呼ばれることもありますが)の存在。
どういう人がなるかで、強くもなるし弱くもなります。
そのことが、大きくわかったのが、今年の世界水泳でのシンクロナイズド・スイミング。
井村雅代コーチが10年ぶりに戻り、日本代表を教えたらメダルを獲得しました。
井村さんは、日本を離れて・・・・と言うより、離されたという方が正しいのでしょうが、から中国代表のコーチをしました。
すると、今やロシアに次ぐ地位を築きました。
強いです、中国。
元々が、若い世代から世界一の選手を育てていくシステムがしっかりしている中国に、勝てるノウハウを入れていったわけですから、強くなるのも当然かも知れません。
やっと戻ってきた、井村コーチ。
物凄い練習をしていたようですが、選手もそれに答えていったのが凄いと思います。
女子スポーツでの名将と言われるのは、他には、
サッカーの佐々木則夫監督とバレーボールの 眞鍋 政義監督です。
この二人は、新たなことに挑戦しているようで、それが何かをやってくれそうなところが良いです。
では、男子での名将って誰かなあと思うと、なかなか実は出てきません。
野村克也さんとかの名前が出てきますが、日本代表の監督ではありません。
サッカーはどうかというと、岡田さん以外は外国人ですから、何かピンときません。
サッカー日本代表の監督を外国人に頼るのは、世界に出て活躍している選手に説得力がないからだと思います。
そんなことは、実はどうでもいいのですが、現役の頃の活躍が重要視されてしまいます。
選手としての能力とコーチとしての能力は全く別物なのですが、なかなか優れた選手を操れるのは、優れた選手時代があった普通の指導者なのかも知れません。
そう考えてみると、女子スポーツの監督が男子だということはなんだか意味があるように思います。
男子ということだけで説得力があるからです。
選手として超一流ではなくても、男子というだけでスポーツの中では優位性があります。
シンクロで井村さんがコーチをやっていることは凄いことだと思うし、いや、男の監督は競技自体なかったわけなので、さすがにそれはないとも思います。
監督と言えば、高校野球では、横浜高校の渡辺監督が勇退するそうです。
監督と言ったり、コーチと言ったり、よく分からなくなりますが、一般的にはコーチが日本で言うと監督です。
野球は、監督>コーチですが、実はスポーツ全体で見ると同じなのです。
まあ、そういうことはどうでもいいのですが、監督(コーチ)がどういう人かと言うのは、とても重要なことです。