2020年東京で開催されるオリンピック。
そのメイン会場となる、新国際競技場のデザインが白紙に戻され、ちょっとうんざりしているわけですが、このうんざりは、もとの2000億円を超える建設費のままにやればいいと言っているわけではなくて、未だにこの話題に振り回されていることにうんざりしているわけです。
そんなにお腹いっぱいのお金がかかるオリンピック。
2022年の冬季オリンピックの開催地が中国の北京に決まりました。
時系列で追うと、
2018年の平昌(韓国)から2020年東京、2022年北京と。
5年間のうちに東アジアで連続して開催されます。
こういうのは、これまでだったらありえなかったと思います。
開催地は、世界の地域で分散されていました。
ヨーロッパで開催された後は、アメリカ大陸で、それからヨーロッパに戻ったら、次はアジアにと言う感じです。
サッカーのワールドカップはこんな感じで開催されています。
立候補する国が少なくなったんでしょうね。
オリンピックを開催する理由がなくなってきたのかも知れません。
世界が発展を続けていた時代、その勢いをつけるのには、世界的なスポーツ大会をすることは重要でした。
多くの箱物を作るのに、お金が動きますし、世界の一流国の仲間入りができますし、多くの外国人が来たら、お金を落としてくれますし。
そういうメリットが薄れてきたのかと思います。
特に冬季オリンピックって、なかなかにメリットを見つけづらくなったのかなあと。
スポーツ見ること好きな僕にとっては、時差のない地域でこういう大会が開催されるのは、歓迎なのですが。