地方を再生するにはどうすればいいか?
地方独自の産業を育てることが一番です。
大分県の平松知事が始めた一村一品運動が有名です。
この良さは、ネーミングに尽きるのではないかと思います。
一村一品という分かりやすさ。
一町一品でも一市一品でもありません。
一村の響きが良かったのです。
そして、村という自治体では最小のサイズで他ではない品物を作るという。
田舎さが、最大の売り物になった瞬間でした。
ガイアの夜明けでは、水族館と動物園と博物館で地方を元気にするというものでした。
まず、京都動物園。
日本では上野動物園に次いで2番目に古い動物園です。
ここでは、狭さを逆手にとってリニューアルをしました。
狭いなら、高低差で勝負するしかありません。
見ていると、きっと旭山動物園を参考にしたと思いますが、キリンを上から見るという新しい試みを行っていました。
そして、来場者の食べ物もおいしくして付加価値を上げています。
水族館は今年オープンした仙台うみの杜水族館です。
ここのテーマは三陸海岸の再現です。
三陸海岸に住む魚を強大な水槽に入れます。
そこに入れる、メインな魚がヨシキリサメです。
ところが、これが苦戦します。
まずは生きて捕るのが大変です。
そして、やっと捕ったヨシキリサメを水槽に入れたら、壁にぶつかり弱り死んでしまいました。
ヨシキリサメを飼うというノウハウがほとんどなかったのでした。
また、ここでも食が大事にされます。
ヨシキリザメの解体ショーをやり食べます。
こんだけ書いたら、なんて残酷かとも思いそうですが、そんなことは全くありません。
このサメ、おいしいそうです。
最後は、国立科学博物館です。
ここ僕は前を通ったことはありますが、入ったことは一度もありません。
恐竜とかのはく製が多く、そしてリニューアルされ、面白いです。
ここの博物館は、地方へ館ごと出張し展示します。
地方で、博物館を見られるということは、良いです。
科学を子供に近づけるのはとても重要です。
子供のころに、科学の面白さに出会うことはとても良いことだと思います。
とかく、僕も含めて文系人間になりがちですが、科学という理系の面白さに行く人が多く出ることは、日本にとって重要です。
科学とか工業とかそういう立国を続けていくことが、重要だと思います。
地方を動物や魚や科学で元気にしていくことは重要です。