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大学までラグビーをちゃんとやってきた後輩にスコットランド戦のことを聞いてみた。

大学の体育会のラグビーでちゃんとレギュラーを張ってきた後輩に、ラグビーワールドカップのスコットランド戦について、酒を飲みながら話した。

 

まずは、試合の大きなポイントになった、前半失点をしてからのスコットランド側に入って、ペナルティを得たシーン。

 

僕は、ここでペナルティゴールを選択しなかったのは大きな間違いだったのではないかと言った。

 

後輩は、その通りです。あそこが大きな転機でした。でも、それよくわかりましたね、と言った。

 

ちょっと、嬉しかった。

 

あのシーンでトライを狙い、外にボールをキックしたのなら、その次のペナルティもトライを狙うべきではなかったのかと言った。

 

そこは、選手を休めたかったと思います。

それまで、ずっと休みなく走ってましたから。

 

へええ。そうなのかと思った。

キャプテンのリーチ・マイケルが、ペナルティの時に周りの選手に聞いていたように見えたけど、あれは駄目じゃないのと言った。

 

おそらく、リーチ・マイケルはそれまでキックを取るのをミスしていたりしていたので、自信がなくなっていたのではないかと思います。

 

そういえば、スコットランドは短い距離にハイパントをしていたシーンが目立っていた。

それは、日本の弱点を狙っていたという。

日本人って、高いボールに弱いんですよ。

ニュージーランドとかオーストラリアの選手って高いボール取るの、全く恐れてないのです。

 

へえ、そういえば、日本の選手でハイパントに恐れずに飛び込んでいくのって、松島幸太朗しか思い出せなかった。

 

それから、ハイボールを中に中に蹴っていたのです。

日本選手が中に感情が入っていてから、外の展開します。

そこでトライが生まれます。

 

あと、この試合の最後の分岐点は、14点差(つまり2トライ2ゴール)になり、日本がスコットランドのゴールまで攻めていたシーン。

ここで、トライが得られたら、試合展開はまた変わったかもしれません。

 

ところが、ここでインターセプトされます。

このインターセプトも奥が深いという。

僕にとっては、スローフォアードぎりぎりでパスしたのだから、それはしょうがないのではないかと言った。

 

あのシーン。

ボールを取るときの仕方が違います。

右からボールがパスされた時、普通右に体を回し、ボールをしっかり取り、そこを拠点ににします。

ラグビーの戦術としては正しいです。

 

このシーン、ボールを取ろうとする選手が外を向き取ろうとします。

ここで、インターセプトされます。

左に体を回すことで、チャレンジしていきます。

これはこれでいいのですが、いちいちやってることに一貫性がなかったのです。

 

ここで一番重要なのは、どうやったら確実に点が取れるかと言うこと。

 

悪い風はもっと悪く吹いて。ここまで来たら、プレースキッカーは正確にキックすることしかありません。

 

 

さて、インターネットされ、そのおそらく70mぐらいの独走トライを決められました。

 

あれを止めるために福岡が激走します。

早いのです、福岡は。

なら、もっと勝負してもらいたかったなあ。

 

あれは、勝てる試合だった。

 

確か、あの時追ったのは、日本で一番俊足な福岡です。

福岡にしてもあきらめてしまいました。

このゴールの後にはもう、反撃する力は残っていませんでした。

 

ミスが多かった今回の試合。

冷静に後半戦も持ち込んだスコットランド代表。

そして、やはり一番大きかったのが、中三日で戦う日本代表と初戦だったスポットランドのポテンシャルの差が、後半は顕著でした。

 

負けるべくして負けた試合なので、つぎの試合はそういう劣勢から入りことはないので、十分勝てると思います。

精神力を強くしてぶれない試合をしてもらいたです。

 

じぶんの意思を貫く、つまりは、JAPANWAYを全うすることです。

信念にそってぶれない試合を後半20分まではやってほしいと思います。

 

そうすると。残り20分に勝つためのオプションはおおくあります。

 

日本のラグビー、捨てたものではないぞと。

 

しかし、それにしても、いろいろなプレッシャーの中で試合やっていけるとは思うけど、中三日で筋肉はまだ戻ってない人と初戦を戦う人は、それだけどペナルティがあると思う。

これは、早急に辞めてほしいなあ・