競輪に行ったのは、もうずいぶん前。
別府競輪場。
まだ、あるのかなあ、あの競輪場は。
当時よく行っていた競馬場と違い、そのころ既に汚かった記憶がある。
ギャンブルするところってこのくらい荒まないといけないんだなあと、妙に納得もしていた。
結局、その時1回だけだった。競輪場に行ったのは。
競輪=ギャンブルと言う評価しているのは、おそらく日本ぐらいで、競輪と言うと分かりづらいので、自転車レースと言うと、いきなりその趣が変わる。
世界最高峰の自転車レースが、ツールドフランス。
ここで勝った選手は、一躍ヒーローになる。
と言うより、ツールドフランスに出るだけで勲章になる。
それこそ、世界では自転車レースに勝つということは凄いことなんだ。
その昔、競輪の日本チャンピオン中野幸一選手が世界選手権で10連覇ぐらいしたけど、ほかの国だったら、国民栄誉賞を取れるぐらいのすごいことだ。
今日のワールドビジネスサテライトでは、千葉県にある松戸競輪場のことが報道されていた。
赤字となった松戸競輪場。
黒字化するために、ほかの企業と組みいろいろな取り組みをしている。
競輪場は、みんなが自転車に乗れるところと言う、当たり前だけど、できないだろうということを実現していく。
努力もあり、黒字化した。
ところが、老朽化しその維持のために年間6億円かかることが分かり、県は廃止を決めたらしい。
公共施設にはいろいろと問題のあるところもあるとは思うけど、こうやって努力している公共施設は残してほしいなあと思う。
再建するノウハウは貴重な財産になると思うのだけど。
放送されていた競輪場が松戸でなかったらごめんなさい。