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1枚のSuica(スイカ)で夫婦二人のSuicaグリーン券は購入できません。その時の客室乗務員の対応。

ああ、こういうこともあるんだなあ。

Suica。

JR東日本が始めた、改札をタッチしてゴーする乗車券です。

乗車券だから、当然一人一枚です。

 

このSuicaを使ったグリーン券は、乗車前にグリーン券購入機でSuicaにチャージしているお金で購入しその購入したという証明は、Suicaに保存されます。

電車に入った後、座席の上にかざすところがあるので、Suicaをかざすと、赤から緑に変わります。

普通は、これで終わりです。

 

ところが、なんと1枚のSuicaで二回グリーン券を購入した夫婦が現れます。

 

座席を確保し、Suicaをかざします。

それから、もう一つの席でかざします。

すると、前にかざした席が緑から赤に変わり、もう一つの席が緑になります。

 

そりゃ、当たり前だわと思いますが、考えたらこういう購入もありだわなあと思います。

同じ駅から同じ駅までのグリーン券購入がシステムでできなくすればいいのに、JR東日本さんと思います。

なんで複数枚の購入ができてしまうんでしょうね。

 

JR東日本のサイトではこう書かれています。

 ※紙のきっぷはでません。
※現金ではお求めいただけません。
※入金(チャージ)残額が足りない場合はお求めいただけません。改札口の中(ホーム等)の券売機では、Suicaの残額がグリーン料金に満たない場合だけ、千円札1枚のみの入金(チャージ)が可能です(一部の券売機を除く)。
※2名さま分以上のSuicaグリーン券はお求めいただけません。別にグリーン券をご購入されると上書きされ、無効となります。

別のグリーン券を購入すると、上書きされ無効になるんだ。

なら、ダブルで購入できないようにすればいいと思います。

 

さて、この時の客室乗務員の対応が見事だったので、書いておきます。

 

グリーン車は客室乗務員が回ってきます。

座席をチェックするためと飲み物とかを販売するためです。

 

座席の上が赤になっているので、グリーン券の確認をします。

二枚買ったけど、つかないんだよ、みたいなことをお客さんは言います。

乗務員は、Suicaを確認する機械を持っていますが、1世代しか読み込めません。

申し訳ありませんが、ここでは確認できませんので、降りた駅ですぐ確認してください。情報が上書きされていくので、できるだけ早くするようにしてください。駅で払い戻しが可能です。

 

で、料金はどうするかと思っていたら、事前購入になりますので、570円頂戴します。

 

と。

 

素晴らしい対応です。

 

Suicaグリーン券は、乗車前と乗車後では金額が200ぐらい違います。

ここで、事後の金額を言ったら、おそらく収拾がつかなかったと思います。

 

事前に買ったのに、なんで料金が高いんだと。

 

しっかりした説明と対応と、よくできたもんだと感心です。

 

JR東日本のグリーン車客室乗務員は素晴らしい。