ラグビーワールドカップ決勝戦。
ニュージーランドVSオーストラリア。
世界ランク1位と2位の戦い。
もっと言えば、オールブラックスVSワラビーズの戦い。
接戦と思っていたのですが、開始からオールブラックスが圧倒します。
球際のせめぎ合いは見事としか言いようがありません。
あんな接点での戦い方されたら、日本代表なんてひとたまりもないだろうなあと思って見ていました。
フォワードが強く、バックスもフィニッシャーが二人も揃い、キッカーも世界一ですから、全く死角がありません。
ただ、トライはなかなか生まれませんでした。
お互いがペナルティゴールを決めあって6対3とかの展開に。
そして前半終盤にニュージーランドがトライを上げます。
後半に。
点は開いていく一方だと思っていたら、ニュージーランドゴール前で危険なタックルでシンビンを受けます。
ニュージーランドが一人少ない10分間に。
この10分間をワラビーズは有効に使います。
2トライ2ゴールで14点縮めます。
点差は4点。
トライを上げたら逆転します。
オーストラリア側に少し入った地点。
ここで信じられないスーパープレイが生まれます。
ほぼセンターラインからドロップゴールをスタンドオフ・カーターが狙います。
高く上がったボールがポールの間を抜けます。
3点入ります。7点差に。
あそこからドロップゴール狙うんだなあと感嘆なプレーですし、カーターはキックのために下がってません。それだけ、凄いプレーでした。
15人になったオールブラックスはここから攻めます。
2トライを上げ、34対17のダブルスコアで試合は終了します。
14人になった時だけ押されていたぐらいで、それ以外は完ぺきに試合をコントロールしていました。
今回のワールドカップ。
日本は3勝もします。
しかもそのうち1勝は世界3位の南アフリカ共和国から取ったものです。
4年後。
なんとか、ニュージーランドと接戦ができるチームになってもらいたいと思います。
それには、まずは、エディジョーンズの後を継ぐヘッドコーチをだれにするかですね。
ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 (Sports Graphic Number Books)
- 作者: 生島淳
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (6件) を見る