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ラグビートップリーグチケットは完売なのに空席が目立つ問題の本質

ワールドカップで3勝をあげたラグビー日本代表。

トップリーグは空前の人気を集めています。

金曜日の開幕戦。

パナソニックVSサントリーのチケットは完売。

なにの秩父宮ラグビー場は空席が目立っていたそうです。

 

五郎丸歩のいるヤマハ発動機の試合は次の土曜日にありました。

場所はパロマ瑞穂競技場。

ここもチケット完売なのに空席が目立ったそうです。

 

空席の大きな理由は、出場する企業へ割り当てられたチケットです。

その数は数千枚です。

 

例えると人気のない劇団が会場を使い演劇をやる時には、劇団員へチケット販売のノルマがあります。今もきっとあるのではないかと思います。

そんな感じの企業割り当てです。

 

人気のないラグビーは、チケットを企業に買ってもらうことで試合を成立させてきたわけです。

単に一般販売だけでは売れなかった時代が長く続いたわけです。

 

人気の出た今年。

それが裏目に出ます。

 

試合を見たい人とチケット持っている人がアンマッチを起こしています。

行かない人はチケット売ればいいのですが、それはダフ屋の行為になる可能性があるためできません。

そして、結局はチケット完売なのに空席目立つことになりました。

 

これを協会の責任にしているような感じですが、さすがにそれはかわいそうかと思います。

空席になることを予測し二重にチケット発売し、もし入場できなかったら、それこそもっと社会問題化します。間違えれば暴動がおこります。

さすがにそれはできません。

 

今やれることは、企業に買い取ってもらったチケットを買い戻し、一般発売することです。

ラグビー熱が下がらないうちにできるだけ多くの人に試合を見てもらうことは重要です。

 

また、テレビも地上波放送ができません。

おそらく、Jスポーツかどこかがトップリーグの放送権を持っていたので、BS(CS)でしか放送されていませんでした。

 

よく、スポーツは衛星と地上波と二つの契約があるので、もしかしたら地上波でも放送が始まるかもしれませんが、それも早くしないとまずいかと思います。

 

ラグビーのトップリーグは日本以外の代表選手も多くいます。

そのプレーを見ると面白いのは必須です。