テレビ東京の番組、YOUは何しに日本へ?
その番組ディレクターが、放送の少し裏側を語ります。
読んでみると、当たり前ですが、この番組のガチさ加減が分かります。
成田空港の到着したYOUたちにいきなり声をかけ、日本に来た目的を聞き、取材を申し込むのですから。
そこであった人のエピソードからどういう物語になっていくかを決めていくという、脚本一切なしの、所謂ドキュメンタリーです。
そうなのです。
この番組はバラエティと言うより、ドキュメンタリーとして語った方が、わかる気がします。
当然のごとく思い描いたこととは、全く違った方向に話が行くこともあるし、いきなり帰国すると言ってきたYOUもいます。
この番組の人気を決定づけた、ダブルフロントライトによる自転車旅。
旅の出発地を青森を青山と間違えてしまう冒頭。
ここらあたりから小さな奇跡が重なりあい番組は巨大な渦の中にはいっていってしまいます。と、そんな感じになっていって気がします。
青森までは普通の電車で行き、青森駅のそばでで自転車を買います。
ここで出会ったのが40年前に発売された、ダブルフロントライトと言う自転車。
当時この手の豪華変速付き自転車が大流行していました。
この自転車を見つけたことも購入したことも、奇跡でした。
と言うのは、最後の方に書かれた、当番組では神回と言われている回です。
一気に読めます。
テレビ東京「YOUは何しに日本へ?」公式本 取材ディレクターが語る18のアザーストーリーズ
- 作者: テレビ東京
- 出版社/メーカー: 辰巳出版
- 発売日: 2015/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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