2016-01-04 書評、村上海賊の娘 本 時は戦国時代。瀬戸内海にあった村上海賊,そこの一人娘。景が主人公です。上下2巻の巨編。読み切るにはかなりの時間がかかります。かなりの覚悟を持って読み始めないと、きっと途中で挫けます。でも、物凄く面白いです。景姫は破天荒です。もう無茶苦茶です。瀬戸内海の海賊と泉州の海賊。愛すべき、アホな人達がいっぱい出ます。これだけの登場人物を出して、話が退屈にならないのは、さすが和田竜さんです。憎むべき人物も、みゆないい奴でした。この小説。映画化、絶対無理だろうなあ。