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和楽器バンド、日本武道館コンサートの感想まとめ。

和楽器バンドの2016年最初のコンサートの舞台は日本武道館だった。

1月6日

和楽器バンド 大新年会2016 日本武道館 暁ノ宴

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開演は19:00

ちょうどの時間に始まることはないだろうというのと、仕事が終わらないこともありほとんどぎりぎりで会社を出た。

 

日本武道館の最寄り駅である九段下。

ここから武道館までの道を忘れていた。

なんか迷いながらも、こっちが武道館という標識を頼りに歩いた。

 

同じように遅れがちな人たちも何人か歩いていた。

 

道を左に寄れ、門をくぐるともうそこには武道館が出てくるはず!?

と思っていたら、まだなかった。

 

そして、その少しあと、武道館が見えてきた。

手前には、コンサートのグッズ売り場が。

 

当然誰も買っている人はいなかった。

 

今なら、買いやすいのになあと思いながらも、コンサートの方が大事大事と会場へ急ぐ。

 

そして、やっと武道館の中へ入る。

7時ちょっとすぎ。

 

うわー!!!!と言う歓声が聞こえてきた。

コンサートは始まった。

 

僕はまだ会場の外の廊下にいた。

 

始まりに間に合わなかった・・・・

なので開始の演出がどうだったのか全く分からない。

暗い武道館の中に足を踏み入れる。

まだ目が暗さに慣れていない。

自分の席が分からない。

 

迷っていたら、スタッフの人が来てライトをつけて探してくれた。

そのスタッフの人も悩みながら間違いながらも、やっと自分の席に着くことができた。

 

コートを脱ぎ上着を脱ぎ、やっとのことライブに参戦する。

 

会場を見るとやたらサイリウムが目に付く。

それも紫。

 

紫と言えば、でんぱ組.incの最上もがちゃんなのだけど、和楽器バンドも紫だった。

 

実は、僕はこんなこともあろうかと紫のサイリウム持ってきたんだけど遅れてきた手前、出せずにいた。

 

それから、こういうバンドのコンサートでサイリウム出すのはどうかなあと言う気持ちもあった。

なら、最後まで素手で頑張ろうかと。

 

で、1曲目。

暁ノ糸

尺八から始まるこの曲。

おそらく和楽器バンドのコンサートは、僕を含めて初めてと言う人が多かったと思う。

その中で、普段とは異質の尺八から始まる曲で開始するというのは、和楽器バンドのメッセージだと思う。

この世界観をわかってほしいと。

 

2曲目
戦 -ikusa-

 

3曲目

華火

 

4曲目

六兆年と一夜物語

 

ここまで怒涛の展開になる。

みんな、今日は盛り上がっていくぞ!と言う曲を冒頭に集中投下する。

 

日本武道館は満員だった。販売後3分でソールドアウトしたとかいう記事を見たが、まさしくそのくらいの熱気のある会場だった。ただ、最近のチケット販売は抽選がほとんどなので、どうして3分でソールドアウトと言う表現になったのかはよくわからない。

 

この曲の前だったのかは、発売されるBlu-rayで見るしかないけど、津軽三味線の蜷川べにさんのソロが曲の頭に入る。まるで、ギターのように三味線を操るべにさん。もの凄い盛り上がりだった。で、彼女うまいです。

 

5曲目

鋼-HAGANE-

 

6曲目

追憶

この歌はポップだわ。

やさしさ溢れた曲調になっていて、この感じがちょうどよい。

 

7曲目

脳漿炸裂ガール

アルバム、ボカロ三昧からの楽曲。

マカロンが食べたくなる。

 

箏の いぶくろ聖志さんのソロが入る。

ここは、ソロかどうなのかよくわからなかった。

なので終わった時、拍手できなかったことが後悔。

勇気をもって拍手すればよかったと今でも思う。

 

8曲目

吉原ラメント

ボカロ三昧からの楽曲が続く。

 

和太鼓隊が出てくる。

和太鼓の黒流さんの後ろに7人ぐらいの和楽器隊が出てきて和太鼓の乱打が始まる。

 

9曲目

風鈴の唄うたい

ここでバラードになる。

この曲が最近頭から離れない。

名曲。

 

10曲目

反撃の刃

ものすごい起承転結のある曲。

アニソン全開というか。

 

ギターの町屋さんとベースの亜沙さんが二人でソロをする。

まさしくロック。

 

11曲目

郷愁の空

町屋さんが歌う。

このコンサート唯一、鈴華ゆう子さんがメインボーカルを取らなかった曲。

この歌、歌詞がずっとモニターに出てくる。

これは一緒に歌わないなと思い歌ったわけだけど、こう改めて見るとこの歌は歌詞が素晴らしいと始めて気がついた。

で、ほかの人、歌っていたんだろうか?

 

12曲目

白斑

尺八で始まる。

この歌も好きだなあ。

 

和太鼓の黒流さんとドラムの山葵さんの太鼓ソロが始まる。

これは圧巻。

笑いと歓声と。

 

13曲目

華振舞

 

14曲目

地球最後の告白を

この曲は、アルバム八奏絵巻の初回限定版にしか入っていない曲だったと思う。

ポップな曲。

 

そういえば、鈴華ゆう子さんは、剣舞も踊りもやった。

詩吟をやりながら一緒に覚えたそう。

 

後半に突入。

 

15曲目

なでしこ桜

 

16曲目

星月夜

前半のスローなところからサビへの盛り上がりへと。

みんなで盛り上がることができる曲。

 

17曲目

Perfect Blue

本編最後にこの曲を持ってくるとは、少し意外だった。

でも、

また会いましょう。

変わらぬままで

と言う歌詞があった。

そう、最後にぴったりの曲だった、実は。

 

 

アンコール

 

アンコールコールは、

なんと、暁ノ糸

1万人の大合唱が始まった。

なんで合うんだ、みんな?

と思っていたら、モニターに歌詞が出ていた。

それにしても、歌でコールするってなんてことだ!

 

メンバーが出てくる。

 

鈴華ゆう子さんが日本武道館に連れてきてもらってくれたことについて感謝の言葉を述べる。

また、今後の和楽器バンドのことをしゃべる。

海外からもこのコンサートに来ている人もいた。

 

18曲目

Strong Fate

新曲だった。

珍しい曲調の歌になっていた。

和楽器バンドのようでない曲だった。

もう一度聴いたら違ったイメージになるのだと思う。

新曲を聞けた僕らは幸せだった。

 

19曲目

天樂

もう盛り上がるしかないし、飛び上がらなければいけない。

そして、ギター・三味線・ベース・尺八と同じように体を折り曲げていかないといけない。

これ、次回はやろうかと。

飛ぶシーンはこの曲の中、結構ある。

 

そして、最後20曲目

千本桜

ボカロ三昧でも八奏絵巻でも収録されている和楽器バンドの代表曲。
これ聞かないとコンサートは終わらない。
最後の方、会場が明るくなり、いっぱいの桜の花が乱舞した。
 
さて、コンサートは約2時間半で終わった。
終わってみて、
サイリウムは、このバンドだったらありかなあと思う。
曲的には、オタ芸がはまると思うのだけど、オタ芸やる人は皆無だった。これも良いと思う。
 
演奏がうまく、和と洋をうまく取り寄せ、ボーカルも絶対だし、このバンドって本当に良い。
 
それから、各メンバーのソロが入っているところはほとんど覚えていないため、間違っていると思う。
 
メンバー
鈴華ゆう子(すずはな ゆうこ) - ボーカル
いぶくろ聖志(いぶくろ きよし) - 箏
神永大輔(かみなが だいすけ) - 尺八
蜷川べに(にながわ べに) - 津軽三味線
黒流(くろな) - 和太鼓
町屋(まちや) - ギター
亜沙(あさ) - ベース
山葵(わさび) - ドラム
 
日本武道館からの帰りは、混んでいるそうな九段下をやめて、市ヶ谷まで歩いてかえったのだった。
少し遠かったのと、足が立ちっぱなしで疲れていて結構大変だった。