4年に一度、政治もお祭りが来ます。
アメリカってなんていい国なんだと思っていました。
面白い国なんだなあと思っていたのでした。
大統領選挙。
世界一の政治の祭典です。
世界最強国の一番の人を決める選挙です。
今年は、民主党はヒラリークリントン。共和党は、トランプが勝ちあげって勝負するなんて構図が既に描かれていたりします。
で、
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会で、共和党はクルーズ上院議員が勝利し、トランプ氏はこのところの勢いを結果に つなげることができませんでした。一方、民主党はクリントン前国務長官が勝利しましたが、サンダース上院議員との差は僅かで、強さを見せられませんでし た。
アイオワ州で獲得できる党員票はたかが知れています。
ただ、小さいながらもその後の大統領選挙の流れを大きく作るそうです。
このアイオワと次のニューハンプシャー州でベスト3に入らないと、大統領にはなれないそうだとか。
それはそれとして、これまでの歴史の中で、大統領選挙を面白くさせたのは、ケネディです。
もともとは、強いとは思えなかったケネディ。
彼が勝っていくのは、メディアを最大限に利用したからです。
ありていに言えば、テレビを味方につけたわけです。
今でいう、ディベートを仕掛け、勝ちます。うううん、表現としては、打ち負かすと言う方があっているかもしれません。
メディアをうまく使うことにより、ケネディフィーバーが巻き起こります。
そして、一気に大統領まで登り切ります。
格好いいです。
アメリカンドリームです。
彼の選挙のやり方が、その後に続く政治家に大きな影響を及ぼしました。
日本でこの戦略を一番まねたのは、小泉純一郎です。
大統領選挙がない日本で、まるで大統領選挙じゃないかと言う自民党の党首選挙を仕掛けます。
日本人のみんなどこかに、アメリカ大統領選挙へのあこがれがあります。
自分の投票で大統領自身を決めたいと言う。
日本は、政党を選びその勝った政党の党首が首相になるとう、間接民主制の国です。
だから、首相を直接選ぶなんてことはできません。
そのできないことを疑似的にやって国民的なものから選ばれて首相になり、自民党を乗っ取ったのは小泉純一郎です。
その当時、国民は高揚しトランス状態でした。
まるで、催眠術にみんなが入ったのではないかと言うぐらい。ある意味危ない国になっていました。
同時にその中にいた、僕らは世の中が変わるのではないか、きっと。と思ったのですが、結果起こったのは、郵政民営化と銀行がつぶれたり統合されたりとか、失われた10年に塩を縫って再起ができないようにした、混とんとした世界でした。
この混とんさを取り戻し、もう一度政治の祭典を行いたい欲望が、民主党政権を選択しました。
結果は、押して知るべしです。
小沢一郎が目指していた、日本における二大政党制がほぼ完成したと思った瞬間、民主党の自爆により、吹っ飛びました。
その結果、今や、1強無数弱です。
なにが弱にはいっているのかさえ分からない政治になってしまいました。
これは、じつはとてもまずいのです。
健全な政権交代ができる二大政党制でないと、民主主義はできません。
今の民主党ではそれはできそうにないので、民主党をぶっ潰して、民主党の右系の人と大阪維新の会が、中心になって右寄りな保守新党を作るべきだと思います。
なざ、保守かというと、革新と言った瞬間に、いらない組合に影響力を持つ人たちが間違って入ってくるからです。
民主党は、旧社民党と民社党出身議員から外れて新党作るべきと思います。
そうなると、僕ら保守中道な人は、そこ向いて走ることができます。
で、まずの公約は、
街から電柱をなくし地下に埋めること
花粉症の原因となる杉はすべて伐採しアレルギー性花粉がつかない木を植林すること
農林漁業をちゃんと育て、食料自給率を早急に80%まで持ってくること。
この3つを公約にしてくれたら、もろ手をあげてボランティアで選挙活動手伝います。
そうして、アメリカより厚い首相を選択する選挙、やってしまいます。