ワールドビジネスサテライトで放送されたベビースターラーメン。
作る会社は、おやつカンパニー。
日清のチキンラーメンが発売されたことで危機感があった創業者は、偶然にラーメンのかけらを食べます。
それが美味しかったと。
作り始めから変わらない製法のベビースターラーメン。
ラーメンを茹で油で揚げます。
その名前は、最初、ベビーラーメンでした。
それから、ベビースターラーメンとスターが付きます。
以降、名前は変わりません。
ただ、売れ行きが横ばいになったことがありました。
そこで、目を付けたのが、ベビースターを卒業した大人たち。
その層に対して出したのが、ドデカイラーメン。
これは、ベビースターラーメンを束ねたようなものです。
味は、ベビースターラーメンですが、束ねることで大人が食べられるスナック菓子になりました。
その他、マーケティングとして、純金ベビースターが当たるなんてこともしました。
大人需要を喚起して業績がアップします。
おやつカンパニーはそこで足を止めることはなく、外国資本を受け入れます。
アメリカのカーライルグループの出資を受け入れます。
資本が充実したことにより、東南アジアへ進出します。
つまりは、日本国内にとどまらず、海外に打って出ます。
成長曲線が描かれた戦略です。
日本は、こんご人口が増えることは決してありません。
なら、企業の成長を支えるとなると、新興のマーケットに打って出るのは、いい手です。
特に麺社会の東南アジアは親和性が高いです。
考えられた戦略です。