いつの頃からかJRの車内放送で言われる
「この先、電車が揺れることがあります。
おたちのお客様は、そこにある棒とか輪っかをもってください」
みたいな言葉。
僕の耳がおかしくなかったら、確かに聞こえる「おたちのお客様」
ずっと、この「おたち」と言う意味が分からなかった。
おそらくだけど、
おたち
は
お立
何だろうなあと。
電車が揺れても座っているお客さんにはほとんど影響がないので、立っているお客さんへの注意喚起なんだろうなあと。
それにしても、立っているお客さんを、おたちのお客様って、これまで聞いたことはなかった。
そもそも、漢字変換しないと意味がなかなか分からなくて、おたちはイタチにも聞こえると言うか、その語感の方がよりしっくりくるので、電車内で、イタチのお客様と言われて、はい!それは私です。なんてことを思ってしまうのは、少なくともハロウィンの日にイタチのコスプレしている人しかないと思われるから、それは、ものすごく少ない確率だと思う。
これを、「あたち」と聞いてしまったら、子供なわたしみたいで、かなり間抜けな感じになってしまう。
そんなわけで、未だになじめない、おたちのお客様でした。