高校野球夏の大会。
各校の練習が行われています。
その練習に、女子マネージャーがユニホームを着て参加します。
大会規定では危険防止のため、グラウンドに立つのは男子のみと明記されている。甲子園練習も準じる形になるが、手引きには男女の明記がなく、ジャージー での参加は禁止、ユニホーム着用とだけ書かれていた。そのため廣瀬茂部長は「私が勘違いしていました。彼女は一生懸命頑張ってきたので、グラウンドに立た せてあげようと思って…。本当に申し訳ありません」と女子マネジャー・首藤桃奈さん(3年)のユニホームを新調し、甲子園練習に練習補助員として参加させ た。
一緒に甲子園に出るため頑張ってきたから、そんなことはいいんじゃなと思います。
ただ、こういう意見もあります。
news.livedoor.com確かに硬球は危険でもあります。
それは硬球が一歩間違えば生命を奪う“凶器”となりえるから。高校時代、チームメートが練 習試合で右目に打球を受け、視力が著しく低下した。一塁手で左打者が痛烈に引っ張った打球が捕球目前でイレギュラーしたことが原因だった。すぐに救急搬送 され、処置を受けたが、チームメートは野球をあきらめざるを得なかった。
それを前提としても、大分高校のやったことは、いいのではないかと思います。
大分県は高校野球で優勝したのは春1回夏1回です。
それも30年以上前に津久見高校が成し遂げたことです。
最近は、選抜には出れず、夏に出ても1回勝てば上出来ぐらいです。
そして、強豪がいません。
昔は、津久見高校と大分商業高校が2強でした。
そこに割った入ったのが日田林工でした。
その後、私学の柳ヶ浦とか明豊とかが強豪になっていきます。
ただ、連続して出場する高校ってそんなになかったのです。
今年、出場する大分高校も強豪ではありません。
その大分高校を、
大分は中高一貫教育で、首藤さんはクラシックバレエを専門としてきたが、中学校の卒業式で答辞を読んだ際、「私がマネジャーになって甲子園に連れて行き ます!」と宣言した。クラシックバレエの道を断念し、野球部のマネジャーに就任。1年夏に初出場を果たし、3年生になった今年、再び聖地へ戻ってきた。
と言うことを、首藤さんは宣言します。
中学校の答辞を読む時点で、中学校では目立つ存在だと思います。
そこで、宣言してしまいます。
宣言したすぐあとの高校1年の時に甲子園に行きます。
それだけでも凄いのに、最後の3年の夏、再び甲子園に出場を果たします。
素晴らしい。
なんてドラマが起こったのかと思います。
甲子園の練習時に、硬球ボールに慣れてない女子マネージャーが入ることは危険かもしれません。
ただ、首藤さんは日ごろからノックに入っていたわけですから、そういう人は甲子園に入っていいのではないでしょうか。
なにせ、宣言して甲子園に導いた人です。
それを断る日本人はいないのではないかと思うのですが、どうでしょうか?