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高校野球。今年の特徴は女子マネージャーと連投のない投手。そして、バックネット裏の少年野球団。

高校野球。

今年は結構見ました。

 

その中では、東邦高校VS八戸工大付属の大逆転劇です。

 

この試合の特徴は、大差で負けていても、東邦の選手の明るい笑顔でした。

特に、主将の藤嶋くんと女子マネージャーの笑顔が何度もテレビで映されていたことが印象的でした。

 

7回表で9対2

ほぼ試合は決まっていました。

と思って見ていました。

 

ところが、ここから信じられない光景が続きます。

 

まず、盗塁です。

セオリーとして7点差があったら走者をためていくことを心がけます。

つまりは、アウトになるかもしれない盗塁はタブーです。

そのタブーを何度も破ります。

そのあと、決まってタイムリーヒットが出ます。

コツコツと1点1点を取ります。

結果的にこれが効いてきます。

 

9回表を終わって、9対5.

7回8回で3点を返しています。

ここから奇跡が起こります。なんと5点を取ってサヨナラ勝ちします。

9回の攻撃では甲子園全体が異様な雰囲気になりました。

東邦の応援に合わせて会場全体から拍手が起こります。

なんと、バックネット裏の少年野球団選手も拍手をしています。

こんな甲子園をテレビで見たのは初めてでした。

 

こういう奇跡が起こった今年の夏の甲子園。

 

投手の連投が少なかった大会です。

エースも思い切って連投させません。

 

素晴らしいと思います。

きっと、これにより負けたチームもあったと思いますが、将来を見越した監督たちの英断だと思います。

 

そして、何といっても女子マネージャーです。

 

大会前の練習時での大分高校のマネージャーの出来事は、高野連を動かしそうです。

 

そして、東邦高校のマネージャーです。

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なんとトランペットを吹いていました。

この試合、なぜかトランペットを吹く女子生徒が映ることが多かったのですが、まさか、あの奇跡の試合でベンチにいた人がトランペット吹いて応援していたとは思わなかったのでした。

 

バックネット裏の少年野球の選手は、みんなずっと同じところを見ているので異様な感じでしたが、ドリームシートということで、これからの野球のためにやっていたそうです。まあ、他にも大人の事情の理由もあったようですが。

 

様々なことを含んで、高校野球は熱いです。