ファイターズの栗山監督って、ほんとに名監督だと思います。
高卒でメジャーリーグに出て行こうとしていた大谷翔平を、二刀流で育てると言って引き留め、有言実行してしまいました。
だれが、今年の大谷翔平の大活躍を予想したでしょうか?
おそらく、栗山監督以外、だれもいなかったのではないかと思います。
完ぺきにセオリー無視です。
ありえません。
1,2年で結果が出なくて、ピッチャーへ専念させるんだろうなあぐらいにしか思っていませんでした、僕自身。
それが、ピッチャーどころがバッターでも中心選手になりました。
長い目で見て行かないと、今年の活躍を導くことはできなかったと思います。
ファイターズは、今年6月には首位福岡ソフトバンクフォークスと11.5ゲーム差ありました。
もうこれは、どうあがいても追いつけないぐらいの差です。
ここから、15連勝するなどして、差を徐々に、そしてどんどん縮めていきます。
いきましたが、まさか逆転するとは思っていませんでした。
なぜなら、フォークスの戦力が圧倒的だからです。
いくらファイターズが勝ってても、そんなにフォークスは負けないだろうと思っていたのでした。
ところが、勢いって凄いなあと思います。
今日、西武プリンスドームでの対埼玉西武ライオンズ戦。
先発は、大谷翔平と菊池雄星です。
花巻東高校の先輩後輩です。
この試合、大谷が圧巻な投球をします。
5回までパーフェクト。
1安打打たれますが、走者はそれと9回のフォアボールの2人だけです。
完封してしまいます。
NHKで放送されていましたが、優勝が決まった試合で投手が完投したのは、1998年のヤクルトの吉井以来だそうです。
凄いです。
10勝目です。
ピッチャーとして二ケタ勝利を上げて、胴上げ投手になって、バッターでも二ケタのホームラン打って3割超えてと。
監督と選手って、ものすごい相性があると思うのです。
仰木監督と野茂とかイチローとか。
栗山監督と大谷翔平も、奇跡の出会いだと思います。