昼からスポーツ観戦連続です。
まず福岡国際マラソン。かつてのマラソン強国という面影も全くなくなった日本男子。川内優輝さんが出ていたから見たようなものです。テレビ見ていて思ったのですが、招待選手で名前から顔が浮かんでくる選手って、少ないです。この少なさが、マラソン界を象徴しているような気がします。
あの、なんという名前でしたっけ?時間を正確に刻んで先頭を走る選手。ペースメーカーでしたっけ?書きながら思い出しました。そのペースメーカーが自分の仕事を全うせず途中で離脱するという、ハプニングもあったこのマラソン。
海外の有力選手についていったのは、川内さんだけでした。川内さんは練習で足を痛めてしまい、世界選手権の代表選考となっているこの大会を断念しようかというぐらいの体調だったそうです。選考大会は来年の東京マラソン、琵琶湖マラソン、別大マラソンとあと3大会あるので、福岡を棄権して次で代表を勝ち取る選択もあったわけですし、多くの選手はそうすると思います。ところが、川内選手は敢然と挑戦します。
そして、海外有力選手を振り切り3位に入ります。日本人では当然1位です。解説の瀬古さんが、男を上げたと言っていましたが、そのとおりだと思います。
14:00からは大学ラグビー対抗戦、早稲田大学VS明治大学です。
大学ラグビーは、日本選手権7連覇を成し遂げた帝京大学の強さが図抜けていますが、他の大学の戦いも当然面白く、この早明戦は、その歴史から他の追随を許さないものになっています。
前半、10対10で折り返します。
後半、明治陣内でスクラムを押す早稲田。このシーンだけでも昔から見る人にとっては、面白いなあです。FWの明治とバックスの早稲田ですから。早稲田のFWは、清宮監督の時にFWを抜本的に改革してから強くなっているのです。
FWで押す早稲田。反則を繰り返す明治。早稲田に暫定トライが生まれます。
そして、明治の3番がシンビンで10分退場。早稲田は数的優位にもなります。ところが、この10分間で点を取るのは明治でした。ここがラグビーの面白いところです。
点は,17対17の同点。
ここから互いにワントライずつあげて、24対22。
後半もロスタイムに。早稲田は、マイボールを回して前に出るようにせず、後ろに下がりながら時間を稼いでいます。早稲田の勝ちかと思ったとき、早稲田が反則をします。ペナルティゴールを明治が決めたら、逆転で試合は終了です。PGに自信がないからか、ボールを回します。トライを狙いますが、ボールを奪われここでノーサイド。早稲田が勝って対抗戦2位を決めました。
15:30からはJ2リーグのJ1昇格プレーオフ。
場所は、大阪キンチョースタジアム。ピンク一色です。セレッソのホーム。
セレッソ大阪VSファジアーノ岡山。
レギュラーシーズン上位のセレッソは引き分け以上でJ1復帰です。
半分眠りながら見ていましたが、このプレーオフは賛否両論あるかと思いますが、面白いです。一発勝負で勝てばJ1ですから。
後半に1点を入れたセレッソが勝ちきります。勝った瞬間、キャプテン柿谷は倒れ込んだまま涙を流してたように見えました。
セレッソが帰ってくるJ1は、楽しくなりそうです。