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吉田拓郎、SONGS、人生を語らず

NHKのSONGSに吉田拓郎が出ていた。

チャンネルを合わせると偶然やっていた。

 

インタビューを交えながらの番組だった。

吉田拓郎、70歳。もう70歳なんだなあと思った。コンサートは、風景からすると多分、日本武道館。

 

最後の曲は、人生を語らずだった。名曲だ。昔からなんど聞いたか分からない曲。吉田拓郎が28歳の時に作った曲。その当時は、全く思ってなかったけど、今の時代に思えばすごい曲だと思う。番組の中でもそういうことを話していて、当時は、学生運動華やかしき頃で、30歳を超えたらおっさんだった。若者も早世で20代の頃から達観したような歌を歌っていた。

何か、明治維新を思い出すような時代だと思う。大きく違っったのは、明治維新は成立して、この当時の若者のパワーは収束していったことかと思う。

 

さて、人生を語らず。

 

吉田拓郎は、ひたすら格好いい。確かに年を取ったなあと思う。しょうがない、それは。

 

70歳の吉田拓郎ができるすべてをやったコンサートではなかったかと思う。