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伊藤忠商事の脱スーツディは、よく考えられた制度

www.itmedia.co.jp

速報
2017年06月14日 17時24分 更新

伊藤忠、金曜を「脱スーツ・デー」に 服装マナー見直し

金曜日にカジュアルな服装を社員に推奨する「脱スーツ・デー」を、伊藤忠商事が始める。伊勢丹新宿本店のスタイリストがコーディネートを助言する取り組みも。

[ITmedia]
 
 
 

 伊藤忠商事は6月14日、毎週金曜日にカジュアルな装いを社員に推奨する「脱スーツ・デー」を6月に始めると発表した。「社員のさらなる能力発揮を促す、働き方改革の新たな一手と位置付けている」(同社)という。

photo 「ときにはスーツという鎧(よろい)を脱いで、軽やかに世界へ飛び出そう」というコンセプト

 社内の服装マナーを改定し、デニムなどカジュアルな装いを認める。社員向け研修で、TPO全般に関わるマナー講義も実施する。

 伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)のスタイリストが1人ずつ付いて、社員にコーディネートを助言するプログラムも用意。まずは男女10人の社員を募って実施する。その後も秋物、冬物、春物とシーズンに合わせ、同様のプログラムを行う予定。

 

カジュアルデイと言う制度が随分前からありました。

それが、クールビスが始まって、定義が曖昧になりました。

カジュアルデイに必要以上に制限を設けるようになりました。

ビジネスカジュアルと言う言葉が典型です。カジュアル取っていっておきながら制限を設けてしまうのです。

 

伊藤忠の発想は、行きすぎず、でも、自主性を重んじるものだなあと思います。

特徴が、デニムを許可することです。

ビジネスの世界の服装で対局にあるのがデニムです。なぜなら、デニムはオンとオフでは、オフの典型だからです。

 

端的に言ってしまえば、仕事場にジーパンで来るかよ!というものです。

これを前面に出すことで会社の本気度を出すことになります。

 

僕は、脱スーツデイなら、服装は、自分で考えるべきだと思うし、おかしかったらそれを社員みんなが言い合って共有スべきだと思います、

そうすることによって、考える力が生まれます。

決まったことをすることは簡単です、

決まりがない中で、考えながらルールを作っていくことは、重要です。

金曜ぐらい、そうすれば社員が悩むので、それがいい方向に行きます。

 

おしゃれは重要です。自分の感性を表現します。

それを、スーツじゃないことで表現することを続けていくと、会社は変わっていくと思います。

 

伊藤忠商事の脱スーツディは、そういう意味から、とてもいいことだと思います。