Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

気にならないときは気にならないけど、好きになったらとことん好きに。

同じ歌を聴いていても、気になってなかったら頭に残らず、どうでも良くなっている。ところが、一度気になり好きになると、とことん好きになっていたりする。

それは、ハマるとか凝り性とかって言うんだろうけど、きっと自分にもそういう感覚があるんだろうなあと思う。

ちょっと前まで、気に入って毎日のように聴いていたのは、Perfumeだった。それこそアルバムからライブDVDまでとことん聴いていた。

よくそれほどまでに聴いて飽きないものだなあというのもあるかもしれないが当時は全く飽きるということはなかった。

そのポジションに今いるのが、AKB48

AKB48をとことん聴くなんて、ほんの3週間前までは全く思ってなかった。

そう、今やっとAKBを聴き始めたと言う、ものすごい遅いファンです。

「会いたかった」って言う歌は、それこそ2年前の紅白歌合戦で見ているけど、その時はどうと言うことなかった。

何せ僕は、AKB48のことをずっと「あきばよんじゅうはち」だと思っていたのだから。アキバにいるオタクなアイドルぐらいしか思っていなかった。
そんな刷り込みをしていたので、そこからファンに変わるまでは、何年も擁したわけだ。
このあきばよんじゅうはちと言うのは実に良くできていて、この歌う女の子たちをあきばと読むうちは、単にアキバのオタクでしかなくて、エイケイビーとわかって始めてそれが秋葉原を離れた女性アイドルたちに生まれ変わる。このあたりのデビューからの戦略は、電気の町秋葉原から、駅前の再開発によりとても洗練された街に変遷したアキハバラになっていく過程にうまくシンクロしていると思う。


このずっと存在が遠かったAKB48であるが、3週間前にいきなりスイッチが入る。

そのスイッチも、偶然が押したものだった。近くの貸しCD屋さんに行ったら、アルバム5枚1000円と言うのをやっていたので、その時聴きたかったスティングのCDを3枚借りた。でもまだ2枚足りない。1枚はYUIの新譜にして、最後一枚は、まあ、これでいいかと取ったのがAKB48の最初のベストアルバムだったわけである。

そして借りて家で聴いた。

これは、何かいいのではないかと思ったが、それがどのくらいいいのかはまだその時点では分からなかった。唯一知っていた「会いたかった」が良かったくらい。
でも、何度も聴いていると、これは凄く良いのではないかと思えてきた。

凝ったらとことん行くという性分から当然のように次の日、貸しCD屋さんに再び行く。そして、神曲と言うアルバムとヘビーローテーションのシングルがあったので2枚とも借りた。

そして、聴いてみる。

これは、良い。聴けば聴くほどよくなる。

そうこうしているうちに、先週NHKの深夜にAKBの特集がやっていた。これも偶然に番組があるのを知り、突然的にハードディスクに録画したのだった。その録画したものはエンコードiPodに入れて毎日見ている。

見れば見るほど、歌が良くなり、昔の歌も全部好きになってくる。

あることがトリガーになり、あるタレントにハマっていくと言うことをつい最近経験したのだった。

AKBの楽曲を聴いて見ると、

ヘビーローテーションとかポニーテールとシュシュ、言い訳Maybeのようなアップテンポの歌。

桜の花びらたち2008、桜の栞などのスローな曲。

RIVER、Beginnerなどの渋く格好よい楽曲。

という三つのカテゴリーに分類される。

最初は、アップテンポな曲にハマる、最近は、RIVERとか抑えて格好いい歌が気に入ってしまっている。


しかし、それにしてもファンになったのが最近なので、ライブ映像見ても、必ず分かるのは、篠田麻里子と最近の板野知美しかいない。
大島優子前田敦子も見つけられないのが多い。

早く顔と名前を一致させないと。