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大分一番の銘菓、三笠野。

三笠野が入っている箱の中にある説明書。ここにはこう書かれています。

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竹田といえば「三笠野」と思い出される程、(大分県)竹田市に古くから伝わっている銘菓であります。

此の菓子は、昔奈良で燧(ヒウチ)焼きと言われ、岡藩八代中川久貞公が非常に好まれ、参勤交代の折土産にお持ち帰りになり、殿中家臣におわけになるのが慣例となっておりました。十代久貴公は「文化」の初め、当時お菓子用達初代但馬屋幸助に燧焼きを倣い作らせ、奈良の三笠山・春日山に因み、「三笠野」と名付けられ、歴代藩主のお茶の友としてご賞味せられ、以来六代、二百余年に及んでおります。


昭和60年 食品衛生優良施設厚生大臣表彰
平成10年 全国菓子大博覧会名誉総裁賞
平成15年 農林水産大臣表彰

この三笠野を作っているのが大分県竹田市但馬屋です。

但馬屋は創業二百余年、大分県下で一番古い和菓子舗です。



子供の頃から、三笠野って美味しいなあと思っていたけど、今食べてもやはり美味しいです。

僕は、餡は粒あんはダメでこし餡しか食べられなかったのですが、そのこし餡の最高峰ではないかというぐらい甘さもちょうど良いのです。

三笠野は、竹田にある但馬屋本店でできたてを食べると、いつも箱詰めされている三笠野とは全く違う風情があります。


そう思っていたら、
三笠野は、添加物、保存料など一切加えていないので、皮の部分が自然に硬くなってくるけど、オーブンの余熱で1〜2分温めると炊きたてのように美味しく食べられるそうです。


日持ちしないので、関東では見ないですね、この三笠野。
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オンラインショップで買えるようです。
送料は全国500円みたいです。
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但馬屋オンラインショップはこちら
  

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