マイクロソフトがノキアの携帯部門を買収。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140428_646381.html
米Microsoftは25日、予定通りフィンランドNokiaのDevices & Services部門買収を完了したと発表した。これによりNokiaのスマートフォン、タブレットの開発製造部門がMicrosoft Devices Groupに加わる。
Microsoft Devices GroupはLumiaスマートフォンとタブレット、Nokiaのフィーチャーフォン、Xboxハードウェア、Surface、Perceptive Pixel、アクセサリを担当。これまでNokiaのDevices & Services部門担当エグゼクティブバイスプレジデントだったStephen Elop氏が、新たにMicrosoftのエグゼクティブバイスプレジデントとしてこの部門を統括する。
Xboxの時はそんなには思わなかったのですが、Surfaceと言うパソコンを自社で発売したことは、それまでのOSを全方位供給するソフトウェアの会社から大きくかじを切ったと思いました。
そして、パソコンの次は全く伸びない携帯OSを広めるためにノキアを買収します。
ノキアといえば、一頃は世界最大の携帯メーカーでした。
ところが、スマホへの対応が遅れたため、どんどんその市場占有率は小さくなりました。そこで、マイクロソフトと利害が一致したのでしょう。
ノキアという、ブランド名称は今でも携帯の中では大きいと僕は思います。
北欧特有のブランド力なのか、安心感を感じます。
まだブランドとしての勝ちはあるはずですので、そこにマイクロソフトの資本が入り、マイクロソフトフォンを展開していくと面白いことになるかも知れません。
今や携帯とパソコンの垣根は、その中間にタブレットができたせいで、非常に低くなっています。
携帯(スマオ)への対応を損なうと、パソコンのOSまで毀損する可能性があります。
まさしく、アップルの動きは、スマホからPCへ押し寄せているという、マイクロソフトのアプローチの真逆であり、さらにマイクロソフトには都合の悪いことに、そもそもがアップルはパソコンのOSメーカーでもあります。
スマホで勝ち、タブレットでも勝っているアップルは、その慣れたユーザーインターフェイスで簡単にパソコンも席巻するかも知れません。
Windowsは、ビジネス面からして圧倒的シェアですので、物事はそんなに簡単ではないかも知れませんが、もしかしたらがあるかも知れません。
面白いといえば面白い、両社の戦いではあります。