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2005年以来9年ぶりに大学勢がトップリーグのチームに勝利。31対25で帝京大学がNECを破る。

大学6連覇の帝京大学が日本選手権でNECに勝ちました。

 

前半、まずNECに先制されます。

帝京大学は大学生と戦っていた時と違い、ボールが上手く回りません。

この最初のトライで勝負あったと実は思いました。

でも、ここから頑張り前半を17対17で折り返します。

ラインアウトがほとんど取れない帝京大学。

前半の33分には、NECのラトゥ選手がシンビンで10分退場。

この数的有利もうまく利用できませんでした。

同点ですが、ラインアウトは回復せず、シンビンも上手く活用できず。流れはNECかと思いました。

そして後半。

PKをお互い外し同点のまま進みます。

そして、お互いPKを決め、20対20。

ここから、帝京大学はもうひとつPKで23対20。

 

後半35分過ぎにNEC側に入り込み、スクラムハーフ流選手のゴールへのキックを帝京の選手が抑え待望のトライ。

28対20となります。

ワントライワンゴールでは追いつきません。

ここで、もしかしたら帝京が勝つのではないかと見ながら思いました。

 

NECは帝京ゴールに迫ります。

後半40分ちょっと前に、執念のトライ。

そしてキック。キックはミスしますが、ここで40分のホーン。

 

点は28対25。

 

最後のキックオフ。

外にダイレクトに出せません。

 

ボールはNEC側に。ここで、帝京の選手が襲い掛かるようにボールを取りに、そして前に行かせないようにします。

 

そして、NECの反則。

 

勝負ありました。

 

最後は、PKを決めて終了。

 

31対25で帝京大学がトップリーグのNECを破りました。

 

2005年に早稲田大学がトヨタ自動車を破って以来、9年ぶりです。

 

雨の中の秩父宮ラグビー場。

歴史的な勝利になりました。