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おもしろく こともなき世を おもしろく

ラグビー日本選手権、帝京大学は4トライと善戦したが、24対38で東芝に敗れる。

大学選手権では6連覇と孤高の存在になった帝京大学。

その求めるところは大学では見つけられなくなり、打倒トップリーグとなった。

一回戦では、トップリーグのNECに勝ち、まずその目標を達成した。

準決勝は、トップリーグ第3位の東芝。

強豪。

 

前半、帝京は惜しいところまで攻めるがなかなかトライを奪えず。

東芝はチャンスをものにして、3トライ。

21対0となる。

一方的展開と思われた前半の最後の方にトライを奪い、21対5で後半に。

点差はあったけど、帝京大学は果敢に攻めていって、東芝も守るということは一切せず打ち合いの展開に。

見ていてどても面白い。

 

後半になって最初の点は東芝。

 

ここから帝京が大反撃を開始する。

 

FWでボールを保持することなくバックスで勝負する。

 

特に10番と14番の選手が素晴らしい。

 

後半なんと帝京大学は3トライを奪う。

 

後半だけなら、19対17と 点でも勝つ。

 

あと2トライ2ゴールまでの点差まで追い詰めたが、後半ロスタイムに東芝の選手がボールを外に出し試合は終了。

ブーイングが秩父宮ラグビー場にこだましていた。

 

この試合で帝京大学ラグビーのファンになった人は多かったのではないかと思うぐらい、見ていて気持ちよかった。

 

ミスもそんなになく、引き締まっていたし、お互いFWに固執しなかったため、ボールが大きく動いていた。

 

選手の運動量も半端無いと思うけど、最後までよく走っていたなあと思う。

 

こういう試合を見せられると、ラグビー人気も復活するのではないかなあ。

 

ラグビーのワールドカップが開催される日本。

 

大会を成功させるためにも、ラグビー人気の復活は大きな要素だと思う。

 

この日本選手権。

来年は開催がどうなるか決まっていないらしい。

 

日本が、確かニュージーランドとかオーストラリアとかの南半球のリーグ戦に参戦するということで、この季節にトップ選手がいなくなるみたいなので。

 

せっかく、大学勢もトップリーグの選手といい感じで戦えるようになったので、何らかの形でやってほしいと思う。