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WBO世界ミニマム級世界戦でプロ5戦目の田中恒成(19=畑中)が勝ち王者に。

WBO世界ミニマム級タイトルマッチ。

テレビでは午後4時から始まりました。

この時間で放送させるのは、まだ視聴率が獲得できないからだとは思います。

僕にしても偶然チャンネルがそこに合ったというだけど、期待はもってなかったのでいた。

タイトルマッチまでに要した試合数が5試合ということだけを売るものにしているとしか思えなかったのです。

 

しかし、試合を見ていたら、そういう気持ちは吹っ飛びます。

面白いのです。

お互いに逃げずに打ち合います。

 

WBOミニマム級、 2位の田中恒成(19=畑中)が戦ったのは、同級1位フリアン・イエドラス(27=メキシコ)。

 

19歳の田中が序盤は攻勢を仕掛けます。

自分の距離に戦いを持ち込み、チャンピオンを追い詰めます。

 

ところが、中盤は、イエドラスが攻勢を仕掛けます。

距離と短くし、小さなパンチを何度も浴びせます。

フラフラとしているように見えた、田中。

 

アナウンサーも、危ない!と思わず叫びます。

 

終盤、また田中が攻勢をかけます。

 

良い試合です。

 

試合は、最終12回までもつれます。

KOはないまま、判定に持ち込まれます。

 

3対0で田中が王者に。

 

結構点差が付いていましたが、そこまでお互いの点差はなかったかなあと思います。

 

今後、減量がきつい田中は、2戦か3戦戦って階級をあげてくると思いますが、面白い試合ができるスターの誕生かも知れません。

 

5戦目の世界チャンピオン誕生です。