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おもしろく こともなき世を おもしろく

和楽器バンドは、今の日本の良質なサブカルチャーが詰まったバンド。

和楽器バンド
最近、僕が一番はまっているバンドです。
和洋を合体した音楽ですが、かなりな確率で日本人の琴線を揺すぶります。

メンバーは8人。
ボーカル、箏、尺八、津軽三味線、和太鼓、ギター、ベース、ドラムスと言う構成です。
で、このメンバー、テクニックも半端ないです。

一人一人の紹介をオフィシャルサイトの情報をもとに。


まず、ボーカルでリーダーの鈴華ゆう子さん。

歌手、作詞・作曲、詩吟師範、ピアノ

3歳からクラシックピアノ、5歳から詩吟と詩舞、剣舞を始める。
東京音楽大学器楽(ピアノ)専攻卒業
2011年コロムビアレコード全国吟詠コンクール青年の部にて、1位に輝く。

コンクール実績
PIARAピアノコンクール全国大会デュオE部門ショパン賞
2011年日本コロムビア全国吟詠コンクール決勝大会優勝
2010年財団法人全国吟詠コンクール東日本大会青年の部優勝
財団法人全国剣詩舞コンクール東日本大会少年の部優勝

全国吟詠コンクール1位です。
東京音大を卒業してるだけで只者でなないのに、詩吟の師匠です。

尺八は、神永大輔さん。
福島県いわき市出身。18歳から尺八をはじめ、都山流尺八師範となり”耀山”の号を授かる。
これまでに10カ国以上の海外公演経験をもち、テキサス州オースティンで開かれる世界最大級の音楽コンベンションSXSWや、フランス・パリ市で開かれる日本文化のフェスティバルJapan Expoなど、国内外の大型イベントにも多数参加。
神永さんも師範です。
コンサート見ましたけど、うまいです。
当たり前か・・・

箏は、いぶくろ聖志さん。
箏、二十五絃箏
東京都出身。高校在学中、文化庁での派遣による中国での演奏から始まり、ベトナム、イラン、カタール、クウェート、韓国等、八カ国での海外公演に参加する。
国内では各種メディアにて公演を紹介される他にも全音楽譜出版社より編曲集を刊行する。
箏の持つ楽器としての可能性を追求しており、邦楽器だけではなく洋楽器とのコラボレーションにも積極的に参加。
箏をこういう風に演奏されると、衝撃が走ります。
和楽器の無限の可能性を感じます。


津軽三味線は、蜷川べにさん。
にながわさんです。
京都生まれ、大阪の流派で4歳の頃から民謡を始める。
日本民謡ジュニアフェスティバル大会にて優勝、
サンケイ民謡大賞 優勝、内閣官房長官賞。
本荘追分全国大会優勝、文部科学大臣賞。
15歳で喉を痛めたのをきっかけに津軽三味線に力を入れる。
べにさんは、民謡で優勝です。
彼女の津軽三味線はポップです。


和太鼓は、黒流さん。

くろなさんと呼ぶんですね。
3才より和太鼓にふれ、9才で東京の和太鼓プロ集団に入門。
そこで伝統的な事を修行し、その後独立。
世界15ヶ国以上での公演の他、雑誌・TV・舞台等、国内外を問わず様々なシーンで活動。東京都教育委員会主催「東京都高等学校文化祭・郷土芸能部門・中央大会」審査員。
和太鼓とドラムスのコラボが、面白いのが和楽器バンドの魅力でもあります。
バンドでは、MC的な役割もしています。

Guitarは、町屋さん
桜村 眞 (オウムラ シン)としてサイトもあります。
北海道出身。
ギタリスト、ヴォーカリスト、エンジニア、デザイナー等、
その活動は多岐に渡り、現在は東京を拠点に活動中。
自称、砂漠の便利屋。
和楽器バンドにて、ギター&サイドボーカル担当
インディーズシーンで絶大な人気を誇る「m:a.ture」のギター&ヴォーカルとしても活動中。
物凄いエレキギターのさばきです。


Bassは、亜沙さん。
ビジュアル的には女性的です。
現在、ボカロPとしてもニコニコ動画にて活躍中。
2012年7月に投稿したボカロ曲「吉原ラメント」が2015年4月現在までに120万再生を超える人気を博し、ニコニコ動画上にて様々なアーティストによって歌われた。
この曲はアルファポリス社より小説化されている。
ベースを楽しく弾いているのが印象的です。

Drumsは、山葵さん。

オフィシャルサイトがニコニコっていうのは、山葵さんらしくて良いです。
ちなみに、わさびと読みます。
中国出身、岡山育ち。中国人の父と日中ハーフの母を持ち、ニコニコ動画の人気カテゴリ“演奏してみた”にて圧倒的な人気を誇るドラマー。
15歳よりドラムを始め、ロック・ポップスのみならずダンスや演劇とのコラボレーション、レコーディングワークなど幅広いフィールドで活動する。
この人のドラムスは鳥肌が立ちます。
バンドでは最年少ですが、ライブ中は全くその感じがありません。
リズムを正確に刻んでいます。


バンドの完成度は相当に高いです。
そして、ボーカルの鈴華さんの歌の伸びが半端ではないので、見ていて圧倒されます。

こういうバンドが出てくるところも、日本のサブカルチャーの強みだと思います。

何といっても、デビューアルバムのタイトルは、ボカロ三昧です。
日本が世界に誇る、音楽作成マシーンで作られたボカロの名曲を歌いあげています。

日本にいてよかったなあと思います。

 

 

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