ワールドカップラグビー予選最終戦。
日本VSアメリカ。
後半40分を過ぎ、28対18と日本が10点のリード。
ボールが外に出れば、ノーサイド、つまりは試合終了です。
相手側に攻め込んだ日本。
ボールは日本が支配。
ラックから出されたボールはバックスに。
ボールを受けたフルバックの五郎丸歩は、外にキックで出します。
ノーサイドです。
ここで、あああ、と思った人も多いと思います。
せっかく攻めてるんだから、あと1トライ見たかったなあと。
でも、トライ取ったところで、勝敗も予選リーグの順位も変わりません。
試合をしている選手はアスリートですから、点を取りたいという本能が高いと思います。見ている、僕らも点を見たかったです。
でも、試合の勝敗に何ら関係ないのに、接触プレーして怪我でもしたら、元も子とありません。
あそこで、キックで試合を終わらせた五郎丸歩の選択は超ファインプレーと思います。