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今年は大学ラグビーが面白い。

大学ラグビーの強豪校の戦いは、関東に集中しています。

それはまるで陸上長距離の選手が箱根駅伝を走るために関東大学陸連に集まっているようにです。

 

関東の大学ラグビーは、対抗戦グループとリーグ戦グループに分かれます。

 

野球で言うと、6大学と東都大学リーグに分かれているようなものです。

 

一般的には、早稲田や明治や慶応が入っている対抗戦の方が強いです。

近年は、ここに帝京大学と言うお化けみたいに強い大学がいます。

 

リーグ戦は、昔は関東学院大と言う強豪がいました。

 

で、今年の大学ラグビー界です。

 

リーグ戦の争いは、東海大学と流通経済大学の争いになりました。

 

東海大学ラグビー部と言えば、日本代表の主将、リーチマイケルの出身校です。

 

両校、無敗で迎えた戦い。

関東大学ラグビーのリーグ戦は22日、最終戦で東海大と流通経大の全勝対決があり、東海大がロスタイムに勝ち越しトライを決め、3年ぶり6度目の優勝を決めた。流通経大は3連覇を逃した。

 

東海大、3年ぶり優勝 全勝対決制す 関東大学ラグビー:朝日新聞デジタル

対して、対抗戦です。

ここは、帝京大学が無敗で優勝を決めていますが、先日の早慶戦。

 ラグビーの関東大学リーグ対抗戦は23日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、早大が慶大を32―31で下し、4勝2敗とした。慶大は3勝3敗。

 早大は後半29分に22―31とされたが、CTB岡田主将のトライなどで追い上げ、終了間際にSO横山が逆転PGを決めた。定期戦、対抗戦での通算対戦成績は早大の65勝20敗7分けとなった。

早大が終了間際に逆転、慶大下す 関東大学ラグビー対抗戦 :日本経済新聞

 

両方の戦いともに、ラグビーワールドカップで日本がロスタイムに南アフリカを逆転したことを思い出させるような戦いになっていました。

 

この早慶戦、テレビでみましたが、相当に面白かったです。

ただ、慶応のキッカーがトライ後のGKと2発外したことが最後に響いてしまいました。

まあ、でもしょうがないなあとも思います。

五郎丸のキックを見ているので、入って当たり前と思ってしまいますが、キックは大変です。

 

早慶戦。

大学ラグビーで言うと、早明戦に次ぐ人気のあるカードです。

場所は秩父宮ラグビー場。

以前は国立競技場でやっていて満員でした。

ところが、今年の早慶戦は空席もありました。

あんな面白い試合だったのに満員でなかったことは残念かと思います。

 

前週。

早稲田が帝京に屈辱的大敗を喫したことも原因かもしれません。

 

でも、早慶戦と早明戦は信じれらない試合になることも多いのです。

 

大学ラグビーも人気復活してもらいたいです。

 

その前にトップリーグなのですが。