2016年1月11日
午後2時から全国高校サッカーとラグビーの決勝が行われた。
サッカーの会場は、埼玉スタジアム2002
この巨大なキャパな会場がほぼ満員になっていた。
途中で発表されたが、53000人ぐらい入ったそうで、この人数は浦和レッズの試合でもなかなか出せない数字。
サッカーをやるスタジアムとしては、埼玉スタジアムが日本で一番だと思う。
そこで試合ができる高校生って、たまらんだろうなあと思う。
決勝戦は、国学院久我山と東福岡の試合。
国学院久我山と言うと、僕らの世代ではラグビーの強豪と言うイメージだけど、サッカーも3年連続で東京代表となっていた。
対する東福岡は、今や高校スポーツ界の名門と言ってもいいぐらい、どんな競技でも強い印象がある。
確か、ラグビーでも4連覇ぐらいしていた記憶があるし、昨日行われた春高バレーでも優勝していた。
試合は、東福岡が優勢に進めていくが、久我山もチャンスを作り一進一退。
前半、東福岡が1点を取り、1対0で折り返す。
後半の序盤。
久我山のゴール前でフリーキックのチャンスを得た東福岡。
ここで、トリッキーなことをやる。
ボールと相手側壁の間に、3人の東福岡の選手。
ボールのすぐ傍から、3人揃って後ずさりする。
3歩ぐらい後ずさりしたとき、キッカーの10番の選手がボールを蹴る。
ボールは、左隅に突き刺さる。
フリーキックが成功し、2対0になる。
結果的にこの1点が大きかったと思う。
以降、東福岡の怒涛の攻めで、5対0と大差がついた決勝戦になった。
久我山の選手も折れることなく、チャンスを作ったんだけど、ゴールを割ることはできなかった。
今回の、選手権はその戦い方で、いくつか物議をかもした大会だったけど、この壁の視界を遮るフリーキックってどうかなあと思う。
味方の選手が入っていけないというルールはないけど、あれやられたら守る方は大変だろうなあと思う。
サッカーの試合が終わると、録画しておいたラグビーの高校選手権を見る。
東海大仰星VS桐蔭高校
下馬評では、東海大仰星の優位がうたわれていた。
試合が始まると、その通りの展開になっていったけど、前半中盤からなんと桐蔭が押し始める。
この決勝。
自陣からでもボールを回していくという、ラグビーのセオリー無視みたいな試合になる。
ところが、高校生ながらハンドリングミスがほとんどしない。
十何攻撃とか平気でやり、トライまで結びつけてしまう。
見ていて、ものすごく面白い。
後半、さすがに桐蔭高校も息切れしてミスが目立つようになり、点差を引き離されるが、後半ロスタイムにトライを奪う。
この時も連続攻撃のあとだった。
試合な、37対31で東海大仰星が優勝する。
高校生のレベル高いなあと思った試合だったけど、試合途中にCM入れるのはやめてほしいなあと見ていて思った。
そして、この冬の2大高校スポーツの決勝は、別の日にやるとか時間を変えるとかしてほしいなあ。