浅井リョウってずっと女性だと思っていました。
女性の割に、おなかが緩いだの、結構な書き方する人だなあと、思っていました。
なんで、女性かと思ったかと言うと、史上最年少で直木賞と取ったっていうことを読んだからです。
最年少受賞は、もうあの人しかいないと思ってしまい、それが女性だったのです。
そして、リョウと言う名前が、もう女でしかありえないと勝手な思い込みをしてしまいました。
と書きましたが、ちょっと不安になってググってみました。
しっかり男性でした。
さて、本の話です。
時をかけるゆとり。
時をかける少女をもじって、ゆとり世代のアイロニーをかけあわせたようなタイトルです。
いや、アイロニーなんて大げさなこと書きましたが、きっと軽い気持ちでつけたタイトルだと思います。
読んでいる人が勝手に深く考えてしまうなんて、とても素敵なタイトルです。
この本は、浅井リョウさんのエッセイです。
電車で読むと、笑いをこらえるのが大変になること必死です。
こんな面白いのなら、もっと早く読めばよかったです。
そこに、この本があったのですが、他の本を読み片付けるのに必死で、ちょっとほったらかしてしまいました。
気分が滅入っているときに、読むことをお勧めします。
きっと、落ち込んだあなたも、笑顔が戻ってきます。