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おもしろく こともなき世を おもしろく

ミニ4駆は第3次ブームに。ブームを一発屋に終わらせない戦略。

タミヤのミニ4駆。

 

モーターが付いて自走するミニカーです。

 

発売は1982年。

 

最初は時速10㎞でした。

遅い。流行りませんでした。

 

そこで、モーターを開発します。

 

時速は20㎞に。

第1次ブームが訪れます。

 

 

ところが、速すぎてコースアウトします。

これを解決したのが、一人の小学生でした。

バンパーの部分に洋服のボタンをつけてローラーにし、コーナリング時のコース側壁との接触をスムーズにします。これで、コースアウトが劇的に減少します。

ガイドローラーとして商品化されます。

 

ミニ4駆の面白さは、自分仕様にカスタマイズできることです。

 

2次ブームは、1994年に起きます。

マンガ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の連載が契機になります。

 

そして第3次ブームへ。

2005年からです。

2012年にはジャパンカップが開催されます。

 

ミニ4駆、凄いです。

 

大体が子供のおもちゃは、ブームは一過性です。

 

ところがミニ4駆は、ブームを3回も起こさせました。

 

動く車と言うことと、リモコンとかではない潔さ。

それから、カスタマイズです。

 

欲求をこれほど満たすおもちゃは、そんなにありません。

 

と言うか、おもちゃと書いてはいけないとも思います。