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神戸はなぜ良港なのか?ブラタモリ

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神戸港。

昔から良港でした。

でも、なぜ良港になったのかなんてことを、今まで考えたことはありませんでした。

神戸に住んでたことがあるのですが、海と山が近いことは日々気がついていたのですが、とりたてて港を何か違った気持ちで思ったこともありませんでした。

神戸から別府へ大型のフェリーの航路があります。それも取り立てて不思議感はなくて、関西の大都市から船が出ているんだなあと言う感覚しかありませんでした。

 

ブラタモリでは、まず大きな船が神戸港に接岸される様子が映されます。

大きな船を接岸すすためには、タグボートという補助する小さな船が必要です。

 

大きな船が港に入るためには、まず港の深さが必要です。神戸港は、深度が深いです。

 

深さに加え、岬があることから海流の流れを抑え港が凪になります。

 

お恥ずかしいことに、僕も六甲山地は東西に伸びている山地だと思っていました。

ところが、六甲山地は、北東から南西に伸びている山地でした。この斜めの山地が神戸港を良港にした理由があります。

六甲山地があるため、六甲おろしが吹き荒れると言うイメージがありますが、六甲おろしは、冬に寒い風を運びますが、この風邪は強い風ではありません。それどころか、六甲山地は西からの風=偏西風を抑えてくれています。西からの風を遮っているわけです。神戸港が風があまりないのは六甲山地のおかげです。

 

そして、最後。神戸の水。

神戸の水は、トンネルを掘ったときに出てきた水源が有名ですが、新神戸駅の裏に神戸水を貯める貯水場があります。

この神戸水。有機物が極端に少ないため、船で運んで赤道を越えても腐りません。船乗りが愛してやまない水になります。

 

こんなに、神戸港が一流になる理由があったなんで、全く知らなかったのでした。