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日本の食は、カウンターの文化

お酒を飲んで帰ってお風呂に入って、テレビをつけたら、ちょうどやっていました。

なんていう番組かは分かりません。

 

日本の食文化だったような気がしますが、違っているかも知れません。

 

日本では食べるところには、普通にカウンター席があります。

 

カウンター席と言うことは、料理を作っているところが見えます。日本以外では、こういう光景は殆どありません。だそうです。あまりに普通なので、それが世界で稀ということを知りませんでした。ぱっと思いつくのが寿司屋ですが、お寿司屋さんでカウンターは高いというイメージがあります。では、居酒屋。居酒屋もカウンター席が普通にあります。こう考えると、カウンター席は普通に日本の食文化の中にあります。

 

カウンター席の良さは、横並びに社長も部長も担当者もいることです。上席とかありません。

 

結果として、言葉が弾むことになります。

 

相対する席は、敵対するといいます。

もしくは、上下関係をはっきりします。ところが、並ぶと仲間になります。上下関係も薄れます。これを許すということは、日本には上下関係が薄いということもあったと思います。

 

そして、カウンター席は、お店のマスターと話す機会ができることです。話せるということは、一人でもすすっと行けて楽しい時間が得られることになります。そして、僕らは常連になります。話せて、作っている料理を見られるのは至福の時間です。

 

この日本独自のカウンター席が、世界に広がっているそうです。

 

確かに、この楽しさを知ったら広げたくなると思います。