自分がつらいとき、
仲間がつらいとき、
自分の部署の成績が悪いとき、
会社が大変なとき。
とりあえず大きな声を出そうよとかをやることってありません?
大きな声で明るくなって、そしたらつらいことも悪いことも大変なことも何とかなると。
これは、3分の1ぐらい正しくて、3分の2ぐらいは正しくない。
つらいときにあえて大きな声を出し明るくしようとしたら、つらさの長さは持続しないでそのうち明るくなるかもしれない。
でも、大きな声とか明るさとかと成績とか大変を良くするとかは直接には結びつかない。
そんなことが結びつくなら、みんなしている。
○○運動とか会社で行っている場合は、注意が必要。
いつのまにか目的がすり替わっている可能性がある。
会社で○○運動するのは、多くの場合、収益をどうやってあげるかの中での一つの方法論である。
ね、そうすると、会社が大変な時にすることは収益をどうやって生むか。そのためにどうすればいいか考えれば良いのであって、ここで間違った○○運動をやるとかえって社員は引く。
ここ最近、通勤時間は本を読むことに多くをあてようとしている。そうは言っても、睡眠不足の状況になることも多く、そんな時はもったいないが睡眠にあてている。
最近、本を読もうとしたきっかけは、
効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
と言う本を読んだのがきっかけである。
何せ、読もうか読むまいか悩んだ本は買うべきであり、それを積読しても良いし、その本に会うのは一期一会みたいなことを書かれていて、そうなら、気になった本は買うか、と言うことになっていった。そして、高い本には高いだけの価値があるとか、読むことが大事であり、中身が入らない本は所詮そんな本であるということで、気持ちが軽くなってきた。
こう書くと、自分は結構影響されやすいものだと思う。
そう言うこともあっていろんな本を読んでいるけど、そんな中で出会ったのがこの本、
タイトル始めて見たときは、引いてしまったが、中身は最近読んだというより今まで読んだビジネス書の中では5本の指に入る。
まず、本を読んだだけで元気になる。
そして、実践できたら、読んだことの100倍は元気になれると実感できる。
この本は、1800円である。僕が読む本の中では相当に高い部類に入る。
しかし、読むだけでその価値は10,000円はある。
そして、実践できたら、数十万以上の価値はある。
「I AM THE VOICE」
私の人生は、自分で決める
私は、私の選択に、責任を持つ
私の人生の権限は、私にある
私は、私自身の、心の声である
私が、私の人生の、主人である
私は、イエスということも、ノーと言うこともできる
私は、自分が決めたことを、他人のせいにしない。
とか、
わからないときは、とりあえず手をあげる
とか
痛くても、10分我慢すれば慣れてしまう。
とか
書かれているが、
何が良いかというと、
感情を変化させるフレーズ「パワーボキャブラリー」
と
感情を変化させるジェスチャー「パワーアクション」
かあることである。
こういうのを読んでいくと、単なる感情論では人間は動かないというのがよくわかる。
理論的に書かれて
そして、
感情も高まる
ことが重要である。
落ち込んでいて、それでも、何とかしたいという人に勧める書である。
まあ、心が折れかけている僕にとっては、今一番大事な本である。
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