Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

書評、テレビ界「バカのクラスター」を一掃せよ

家にいろ 検査は必要だ。何かをやれって言われたときに「できません」って言う人間って、一番使えない人間だ 全く安心できない。行動制限しなければだめだ 家にいることが一番大事だ。これが目的 等々、日本のワイドショーではこの手の自称専門家のコメンテ…

女帝小池百合子の書評

この時期、ぎりぎり間に合ったという書物です。 東京都民には、みんな読んでもらいたいと思います。 カイロ大学卒業疑惑は、カイロ大学が卒業の声明を出しましたので、どう思うかは人それぞれかなあと思いますが、普通、大学は卒業生の卒業に対して声明は出…

書評、「空白」松本哲也

今日、明日と、ほぼ家にいると思ってたので、近くの図書館に行ってきました。 静か。 とても静かに感じました。 図書館 いつもは学生が勉強しているところが、利用中止になっていました。 全般的に本を借りに来る人も少なかったようで、職員ばかりが目立ちま…

書評、いい加減に目を覚まさんかい、日本人!

百田直樹さんとケント・ギルバートさんの対談です。 朝日新聞、毎日新聞、NHKなどが、いかに日本人の尊厳をなくしてきたのかがよくわかります。 戦後、アメリカが日本人に対しておこなった、徹底した、「WGIP」ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラ…

死ぬこと以外かすり傷

最近、本を読むことがなかった。 読まなければいけない本や読もうと思っている本はある。 あるが、どうもすすまない。 自分で能動的に本を読むことができない。 それでも本屋が好きだ。 本屋の中で本を見つけるのが好きだ。 昨日、約束の時間まで15分空いた…

書評、戦略参謀

戦略参謀 経営プロフェッショナルの教科書 文庫版1000円 本編520ページです。 まずその厚さにたじろぎます。 でも、読み始めると一気です。 小説と解説が混ざっている本です。 こういった会社を改革していく本は、最近ファシリテーターを読み返したば…

Kindle Fire HD10は、他のFireとは別物ぐらいに良い

Kindle fire HD10を買いました。 これまで、6とか7は購入していたのですが、写真系の本を読むのに辛かったので、大きいモニターが欲しかったのです。 欲しかったのですが、そんなには違わないだろうと思っていたのでした。 ところが、それは大きな間違いで…

書評、カエルの楽園

百田尚樹さん著作の、カエルの楽園です。 アマガエルのソクラテスとロベルトは、安住の地を求めて彷徨います。たどり着くまで多くの仲間がなくなっていきます。 カエルの世界は、争いが絶えません。アマガエルは、その中で弱いのです。 やっとのことで、楽園…

書評、B級ご当地グルメで500億円の町おこし

B1グランプリ第1回と2回めの覇者、富士宮焼きそばです。 その仕掛け人である、渡邉英彦さんの著作です。 ここで書かれているのは、徹底したオヤジギャグをなんのてらいもなく続けていくことが、まず重要であるということです。

健闘する分冊百科。Ai機能を持ったアトムが、全70冊で発刊

分冊百科。 CMでよく見る、何冊かシリーズの本を買って完成品を作るやつです。 この分冊百科は、書籍市場で検討していると、ワールドビジネスサテライトで放送されていました。 その市場にAi機能を持った鉄腕アトムが登場します。 このアトムは、4社がジョ…

書評、コンビニ人間

こういう視点でものが書けるって、すごいなあと素直に思います。 異常な展開から始まっていきますが、物語の中に没頭していきます。 主人公は、古倉恵子。 彼女の幼少から物語は始まり、大学生の時にできたコンビニ、スマイルマート日色駅前店。 ここの最初…

書評、サバイバル登山入門

最近、登山に行かないかと誘われています。 諸事情があって断っているのですが、興味がないかというとそういうわけではありません。どちらかと言うと、興味がある方です。 そういうわけで本を読んでみました。 サバイバル登山入門です。 持っていくのは最小…

書評、奇跡の醤

bookrockという割に書評を最近書いていません。 本を読む時間がないのです。唯一まとまって取れる電車での通勤時間は、寝るようにしているので、本を読めません。 そんな中で、一気に読んだのがこの本です。 奇跡の醤 醤は”ひしお”と読みます。 東日本大震災…

書評、ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」

久しぶりの書評です。 ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 エディジャパンでメンタル面を鍛えた、荒木香織さんの本です。 なぜ、エディジャパンは強かったのか、南アフリカ共和国に勝てたのかが、半分ぐらいわかります。 スポーツ。 取り分けて、オリン…

書評、陸王

半沢直樹や下町ロケットの作者、池井戸潤さんの作品です。 まず、何と言っても、頭の中に情景がすっと入ってくる。 物語にズンズン引き込まれます。 テレビ化されてないのに、ドラマの光景が頭をよぎります。 今回の舞台は、 埼玉県行田市にある老舗足袋業者…

書評、教団X

まず分厚いです。 567ページ。 しかも、文字がこれでもかと思うぐらい詰め込まれています。 タイトルにある通り、新興宗教が話の中心です。 登場人物が、多く、なかなか小説の中に入れなくなった前半でした。 この前半をしのげるかどうかが、この本の分か…

書評、大人のためのハイレゾ入門

この本、タイトルからしてやたら長いです。 朝倉怜士直伝!!始め方から音質UPの決め手まで 夢の高音質を味わい尽くす How Toを徹底解説 大人のためのハイレゾ入門 です。 ハイレゾは、Hi-Res です。 ハイレゾと言う言葉は知っていたのです。 なにやら…

深田恭子の写真集がものすごく売れている件

深田恭子さんの写真集。 AKUA This is Me 物凄く売れているみたいです。 特に、AKUA。 7月23日が発売日だったこの写真集。 初版は売り切れて、Amazonでは8月11日に入荷予定です。 楽天ブックスは、

書評、天才

天才は、石原慎太郎が書いた田中角栄の本です。 一人称で書かれています。 つまり、田中角栄の独白と言う感じです。 石原慎太郎は、田中角栄のことを金満政治家として、徹底排除していたのですが、この本では、天才政治家として180度反対の方から書いていま…

書評、アモーレ。長友佑都、上昇思考

良書です。 アモーレ長友佑都さんが、いつも思っていることが書かれた本です。 短い章の中に気づかせてくれることが書かれていていて、読みやすいです。 その中で残っているのは、心をふにゃふにゃにすると言うことでしょう。 東福岡高校から明治大学に進み…

書評、バラカ

物語は、群馬県T市から始まります。 原発が4基爆発し、人が住めなくなった町に置いていった犬を探し出すボランティアのお爺さんたち。 ところがそこに犬の他になぜか少女がいた。 舞台は大震災の前の日本。 酒浸りで、妻と子供をほおってしまう男。 宗教の…

時をかける少女。何度見ても強力なコンテンツ。

日本テレビで始まった時をかける少女。 主演は、黒島結菜さんです。彼女のことを最初に見たのは、HNK大河ドラマ、高杉晋作のお嫁さん役でした。 今、19歳と言うことですので、あのドラマの時って17歳か18歳ってことになります。 時をかける少女を始めてみた…

真田丸、片桐且元って大変だったんだ!書評、二代将軍・徳川秀忠。

徳川幕府の二代将軍、徳川秀忠。 初代の家康と3代目の家光の間にいる目立たない将軍ってイメージが強かったのです。 どちらかと言うと暗愚と言う感じでした。 ところが、この二代将軍・徳川秀忠を読むとそういうマイナスイメージは吹っ飛びます。 秀忠は、関…

書評、商都大阪をつくった男、五代友厚。

五代友厚です。 NHK連続テレビ小説、朝が来た、で大人気になった五代友厚のことが書かれています。 五代友厚は、歴史の授業か時代小説かで名前は知っていたのですが、何をやった人かはほとんど知らなかったのでした。 東の渋沢洋一と西の五代友厚と言うぐら…

書評、オサムイズム”小さな巨人”スズキの経営

スズキ株式会社、会長の鈴木修さんの話です。 スズキ株式会社と言えば、すぐに思い出すのが、アルトです。 軽4輪自動車メーカーの雄です。 このオサムイズムを読むと創業から約25年ごとに危機に直面しています。 自動車メーカーは、最大の集積産業です。 車…

書評、下町ロケット2ガウディ計画

テレビドラマ化された原作をやっと読みました。 下町ロケットも面白かったですが、このガウディ計画も劣らず面白いです。 ワクワクドキドキハラハラと一気に読めます。 池井戸潤さんの真骨頂でしょうが、最後は大逆転ですっきりします。 下的で中小企業のメ…

書評、影の権力者、内閣官房長官菅義偉

内閣官房長官菅義偉。 安倍内閣を作った人と言っても過言ではない政治家です。 この本には、彼の政治家としてのバックボーンが語られています。 地盤看板カバンのなに一つも持っていなかった菅義偉さんが、横浜市会議員となり衆議院となり、わずか当選6回で…

書評、竹虎四代目への道。田舎×インターネット×老舗

虎斑竹 とらふだけ と読みます。 この本読むまでは、虎の柄をした竹のことを全く知りませんでした。 なぜか、表紙が読みたい気持ちを高める本です。 田舎×インターネット×老舗 竹虎四代目への道 posted with ヨメレバ 山岸 義浩 幻冬舎 2015-04-28 Amazon Ki…

暮らしの手帖4世紀82号、この雑誌の世紀ってなに?

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のモチーフになっている、暮らしの手帖を創刊した大橋鎭子さん。 で、その暮らしの手帖ですが、最新刊は、4世紀82号です。 暮しの手帖 4世紀82号 出版社/メーカー: 暮しの手帖社 発売日: 2016/05/25 メディア: 雑誌 この商…

書評、やる気のコツ。アドラーが教える9つの勇気

最近、アドラー関係の本を読む機会が多いです。 この、やる気のコツ、も、そのアドラー系の本です。 見開き2ページにアドラーもしくは、その思想に関係することが書かれています。 一見、分かりやすいのですが、なぜか今の自分には入ってこなかったのでした。…