北京オリンピック、柔道での谷亮子の銅メダルとかサッカーの予選での苦戦(男子は敗退しましたが)とか体操の予選でのミスとかいろいろ悪い流れができつつあった。
そう、この2年前の冬季オリンピック。日本が取ったメダルは、金銀銅あわせて一つだけだった。
それも、ほとんど最終日になるまで、全くゼロという状況がつづいた。
最後の方で、やっと女子フィギュアスケートで荒川静香が金メダルを取ったので、何か麻痺したような感覚になったが、惨敗のオリンピックだった。
こういう大会を見ると、流れて言うのはあるんだなあと思う。
アスリートにとっては、気持ちというのが非情の重要なことと思う。
その気持ちと言うところから考えると、日本人にとって、中国と言う国は鬼門である。何と言っても日本バッシングが強くて完全アウェーという状況である。
ボクもそうだけど、おそらく多くの日本人にとって、数年前に中国であったサッカーアジアカップの日本バッシングが気持ちに重くのしかかっていると思う。
あそこまでひどいバッシングを目の当たりすると、周りは全て敵かと思ってしまう。
そう言うところでやる選手は可哀想である。
そういう中で始まったこの北京オリンピックであるから、最初が大事であり、そこを乗り切らないと惨敗に終わる可能性が大きな大会だと思っていた。
案の定、昨日までの成績は目を覆うばかりであった。
柔道の平岡は1回戦敗退となり、谷亮子も銅メダルで終わった。このままでは、柔道も危ないかと思った。
その流れを断ち切るかも知れないのが、今日の内柴正人の優勝である。
アテネオリンピックほどメダルは取れないの思うが、
明日の柔道と、水泳平泳ぎの北島康介は重要である。
それにしても、ダウンタウンの浜田はいったいどうしたんだ?
うざい!としか言いようのないコメントで何を言っているのか全く分からなかった。
あれで相当にさめてしまったなあ。
スポーツ中継は、まじめにしようよ。