AKB48のドラマ、マジすか学園4。
今回は、AKBの島崎遥香とHKTの宮脇咲良のW主演です。
特に宮脇咲良は役名も、さくら、と言いこのドラマ最大の推しです。
過去に本名で役名だったのは、前田敦子と大島優子ぐらいしか知りません。
実はもう少しいたかも知れませんが、ここでは、そのくらい重要な立ち位置にいるということを表現したかったのです。
で、ドラマ初主演の宮脇咲良がいい味出しています。
演技が、うまいって言う訳ではありませんが、低く抑えた演技がいいのです。
で、こうやって書いていて思うわけですが、これは、もう企画勝ちだなあということです。
演技で一番難しいのは、笑う演技です。
笑いは、人間にとっては他の動物との大きな違いとなっている要素です。
なかなか、笑っている動物っていうのはいないのです。
人間特有。
この特有さからか、変な笑いは、見ていてしらけてしまいます。
だから、映画で一番むずかしいのは喜劇です。
すると、お笑い芸人っていうのは、凄いってことになります。
ただ、お笑い芸人のうち本当に笑かしてくれる人は結構少ないのです。
話は、マジすか学園に戻ります。
笑いの対極にあるのは、怒りです。
怒りは多くの動物が持っている本能です。
近くに犬がいればすぐわかりますが、彼(彼女)は、よく背中の毛を逆立て怒ります。
そして、演技で言うと、怒りの演技は簡単です。
怒る気になれば、かなり簡単に怒れます。
無理して笑うことは難しいのですが、無理して怒ることはできます。
マジすか学園の舞台は、不良の争いの世界です。
そこでは、怒って殴りあっててっぺんを目指します。
ですから、演技力がそんなになくても、それは目立ちません。
逆に周りを固める人たちのほうが演技力を求められます。
特に、舎弟となった、カミソリとゾンビは笑いのシーンがあって大変です。
小嶋真子と大和田南那は、ちゃんとやっているなあと思います。
このドラマ、つらつらと書きましたが、結構面白いです。