話は、少しさかのぼる。
去年、Webの中で吹き荒れた突風は、Web2.0と言う得体の知れないもの。
その当時のチームリーダーが、案の定それにかぶれた(僕のこと)。
「おい、世の中はWeb2.0じゃ。ラヂカルトラストじゃ。Web利用者を信頼してサイトを作るんじゃ」
のようなことを寝言のように言うようになった。
そのリーダーの部下たちは、「はいはい、また始まった。はしかのようなものだから、しばらくつきあわないとね。まあ、これも大人の常識」
とか、どこかの消費者金融のCMのような言葉を吐きながら表向き従った。
「まずは、自分たちでやらないと分からないよ。ブログでもみんなでやろうよ」
「はいはい」
と言うことで、僕らのブログ生活が始まった。
なんといっても仲の良い僕たち5人のチームは、そのうち3人がブログを始め、コメントを付け合ったりした。
なんで、仲がいいのに、2人は始めなかったかと言うと、未だにそれは、大きな謎に包まれている。
まあ、それはそれとして、ブログを立ち上げ、自分たちでエントリーしながら、いろんなことを学んだ。
そういう土壌があったので、実はブログの話があっても、何とかなるとは思っていた。
ところが、そんなに世の中甘くはなかった・・・・・
(続く)
(最初から読む)