決断は一瞬だがその決断をするまでに何年、何十年と時間を要す。
こんなことを東郷平八郎は最後の方に言っていました。
秋山真之が日清戦争で自分の命令により大事な部下を亡くします。それにより自分の軍人としての自信をなくし辞めようかと思った時に聞いた言葉です。
ドラマ「坂の上の雲」
明治時代、世界は帝国主義の中にあり覇権を目指した時代です。
欧米列強が世界を制圧し、それこそ最後の東アジアに攻め入ろうとした時代です。
眠れる獅子と言われていた”清”。その獅子を小さな国日本が倒したことにより、清国は欧米の草刈り場になります。
日本は日清戦争に勝つことにより、世界＝欧米の中に入っていきますが、そんなに世の中簡単なことではないのです。
これから、日露戦争へと入って行きますが、過酷な戦争となります。
過酷ですが、この明治の息吹というか勢いのある時代は、そのように見せていってもらいたいと思います。
で、日本っていう国は、ちゃんと意味のあることをやってきたんだと描いてもらいたいと思います。
坂の上の雲は、三年にわたり放送されます。その第一シリーズは今度の27日で終わります。
〔関連ページ〕
元気な明治時代「坂の上の雲」
