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クロネコメール便が廃止という哀しい出来事

クロネコメール便。

当時、郵便局に反旗を翻した象徴のようなサービスでした。
官を守るのはやめてくれみたいな。
 
信書と漢字で書いたらなんか分かったような分からないようなものですが、これを民間は届けられない。
 
簡単に言うと、契約書の類は届けられない。
 
メール便と言うのは小口の配送物の革命的なサービスだと思ったのですがなかなかこういうのは続けられないんだなあと思います。
 
思うに、アメリカから始まった個人情報の過敏な管理がそれを許せなくしたのかと思います。
 
インターネットが広がった世界では、獲得した個人情報を、いくらでも安く自分がしたいことに利用できます。
それは、分かりますが、企業に細かい管理を求めた瞬間、個人情報に対する過激な保護が始まります。
そこらあたりは、漏えいした時のマスコミの騒ぎ方が物語っています。
 
管理社会の元では、それを守れない確率が少しでもあったら企業にとってはリスクになるのでそのサービスをやめざるを得ません。
 
それが理由かはよく分かりませんが、終わったらいけないサービスかとは思います。
 
一番困るのは、ヤフオクとかで個人売買している人かもなあと。
 
 
追記
個人のお客さま向けサービスは違った形で続けるそうです。
4月1日以降の代替サービスのご案内
  お客さま 内容物 配達手段
2015年4月1日以降受付分
書類 法人のお客さま カタログ・パンフレットなど クロネコDM便
請求書・見積書など 定形郵便/定形外郵便など
個人のお客さま 一般書類など
小さな荷物 個人/法人のお客さま 衣類・化粧品などの
専用BOXに入るお荷物
新サービス①
専用BOXで送れる手軽な宅急便
法人のお客さま CD・DVD・
トレーディングカードなど
厚さ2.5cm以内のお荷物
新サービス②
ポストに届く宅急便品質のサービス
個人のお客さま
(当社と契約のある
フリマサイトご利用者)