一時期CDとかDVD買っていた自分が書くのは、変なのですが。
今回のAKB48総選挙。
投票できるCDの総数が300万枚を突破したそうです。
300万枚。
です。
CDが売れない時代に。
トリプルミリオンセラーです。
もの凄いです。
ただし、悲しいことにこの歌は多くの人が歌えるというポピュラーな曲になることはないと思います。
総選挙の選挙権は、政治的に言えば超差別的・超自由主義的選挙権です。
お金さえ積めばなんぼでも投票できます。
一人一票の原則、人はそれを民主主義と言いますが、AKB総選挙には、それが入り込み余地は皆無です。
恋愛感情を逆手に取った商法としか言いようがありません。
ジャニス・イアンのヒット曲は、Love is brindeです。(スペルに自信なし!)
和訳すると恋は盲目です。
恋すると周りが見えなくなってしまうのです。
それを、推しメンという言葉に変えてしまっていることが、流石なのですが。
言葉の力はすごいかなあとも思います。
音楽は売れてなんぼもところはあります。
たとえ、どんなに曲がすばらしくて斬新的であったとしても売れなければ、何も始まりません。
ただ、その前提条件として、買った同数の人がその曲を聞いているということがあると思います。
きっと、買われた300万枚のうち、多くがヤフオクに出されたり粗大ゴミいなったりするかと思います。
投票権は必要ですが、同じ曲が入ったCDは複数必要ではありません。
いっそのこと、CDを売るのはやめて、投票権だけ、一票500円で売ったらどうかと思います。
それのほうが、よほど地球に優しいです。
しかも投票権をネット完結にしたら紙も使いません。
今回のAKB48総選挙の投票権料は、500円☓3,000,000=1,500,000,000円。
数えられませんね。
15億円でした。
CDはこの3倍ですから、45億円か。
こうして計算すると、凄いシステムだなあ。
なんか、もうこの辺で終わりにしてくれないかなあ、AKB総選挙。
ちなみにこれまで僕は2票入れたことがあります。