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Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

喪主としての葬儀

それは突然やってきた。

日曜日の午後、伯母からメールが届いていた。
母から電話が入っていた。
届いていた時は、気づかなかったが、思い返せばその時に、携帯が載ってたとこから落ちていた。
 
メールの中身読んで電話したら、最悪な事態が待ち受けていた。
 
 
父が亡くなった。
 
妻と子供に話した。
 
家に帰らなければならない。
ここは、埼玉。
帰るのは大分。
どうやって帰るのか、何を持って帰るのかが分からない。
頭にポッカリと穴が空いてる状態で正常なものの考えができなくなっていた。
 
やっとの事で航空券を予約するサイトを見つけたが、どうやって予約するかが分からない。
クリックしてもクリックしても、予約のボタンが現れない。
あとで見ると、その飛行機のチケットは満席になっていてそもそもが取れない状況だった。
そういう事が分からなくないほど、なんかなっていた。
 
飛行機は空席待ちで乗ろうと羽田に向かう事にした。
 
電車の中で、新幹線がまだある事を発見した。
博多までなら帰れる。
そこからは何とかなると思い、路線を変更し東京駅から新幹線で帰る事にした。
東京駅で指定席券が運良く買えた。
しかも、小倉から大分までの最終特急に乗れる事も分かった。
 
大分までは帰れる事が分かった。
 
電話で知って13時間後には大分に戻った。
 
帰ると喪主としての仕事が待っていた。
 
葬儀の場所は親戚の人が決めてくれていた。
 
ここから、細々とした事を決めていかなければならなかった。
 
まず、通夜や葬儀に来た人への会葬御礼。
香典返し。
その、人数。
食事の内容と量。
会葬御礼に書く親戚の名前。
弔電の読み順。
生花の種類。
領収書の種類。
そんな事しながらも、通夜と葬儀の時に話す事を暗記しなければならない。
 
葬儀社の人に貰った挨拶の例は日頃使わない言葉が多く、なかなか頭に入ってこない。
つまりは暗記しづらい事この上なかった。
 
通夜の日。
 
僧侶が来てお経をあげた。
それから、
葬儀社の人が来て、自宅にいた父を棺に入れ葬儀場へ運んでいった。
 
元々の予定していたより1時間も僧侶の来るのが早かったため、バタバタな中での納棺になってしまった。
 
それから程なく私達も葬儀場に向かった。
 
式が近づき事前の打ち合わせが始まった。
頭を下げるのと、お焼香の回数はできるだけ少なくするように言われた。
 
そして、通夜。
お焼香の回数は一回が厳命と言う司会の言葉で始まった。
 
読経があり、来た人一人一人のお焼香あり、僧侶の話があり、
最後に喪主である、私の御礼の挨拶で終わった。
 
ここは、後から思うと御礼の言葉を書いた紙があった方が良かったかも知れない。
短い文章だったのに、途中から飛んでしまった。
 
夜は親戚が集まり食事を式場で行った。
飲み物とか持ち込み自由なんだけど、どの位持っていけばいいのか皆目見当がつかなかった。
 
そこで泊まり、次の日は朝から葬儀の準備になった。
 
最後の挨拶の言葉はまだ決まっていない。
焦りながらも時間はどんどん過ぎていく。
 
時間になり葬儀が始まった。
式場は人で一杯になった。
 
通夜よりゆっくりとした進行だった。
 
読経の時に、いきなり太鼓とシンバルが鳴り出した。
読経は約20分あった。
 
それから、お焼香。
弔電の披露。
僧侶の退場。
 
そして、喪主の言葉。
この時はできるだけ自分の言葉で話そうとした。難しい言葉使っても、またつかえて分からなくなるだけと。
 
そして、御礼の挨拶も何とか無事に終わる。
 
それから、火葬場に行き火葬の段階に入る。
読経があり父の顔を見るのも最後となる。
火葬場の中に入っていく父。
 
終わるまで、控室に戻り食事になる。
 
火葬が終わるとそこで収骨になった。
骨を壺に入れる。
できるだけ多くの骨を持って帰るようにと了解後、骨を砕き小さくして 壺に入れていく。
見ていると、思い切りよくやるなあと思う。
 
収骨が終わった後、初七日を行った。
読経があり、その間にお焼香をし、最後に僧侶の話があった。
 
この二日間が終わると、次の日からは清算と四九日までの日程と相続などの諸々の事が待っている。
 
次の日朝一番に寺を訪ねて、敷米料などの名目で僧侶に支払う。袋は不祝儀袋を使う。、
戒名で値段が違う。
軒がついたらいくら、院がついたらいくらとか。
四九日の日を決める。
それが決まったら、二七日、三七日を決めていく。七日ごとに僧侶にお金を払っていく事になる。
 
それから事務的な手続きが、かなりある。
年金を遺族年金にする作業。
年金センターが都道府県にあるみたいなのでそこで手続きが一元化されてると聞いたけど、全てが出来るわけではないみたい。
 
銀行口座とかは、相続人の同意が必要だったりと結構大変。
 
ドコモの解約手続きは、死がわかる書類と本人の免許証。代理人の(ドコモに行く人)の、免許証があればすぐできる。
ちなみに解約手数料はかからなかった。
 
生命保険に入ってたら、その手続き。保険会社に電話したら請求書が届くのでそれに必要事項記載し返信する。
 
その他、NTTや車の売却とかいろいろおるけど、今日はこの辺で。