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靖国神社に行ってきた

靖国神社に行ってきた。
雨だからかそんなに人はいなかったようだ。

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大村益次郎の銅像がある。
大村益次郎といえば、かなり昔の大河ドラマで「花神」でしたっけ。彼を主人公にしたドラマがありました。
日本の陸軍を作ったという人ですね。

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七五三の季節でそのための人もいて、そうだここもよくある神社の一つなんだなあと改めて感じる。
静粛な感じが漂い、とても良い。

外に写真があり誰かと見たらパール判事だった。
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パール判事は東京裁判で全員無罪と言った唯一の判事であり唯一の国際法の専門家つまりこの裁判を裁く側の唯一のプロである。

パール判事の写真の所にあった紙には、意見書の結語としてパール判事の言葉がある。

時が熱狂と偏見とを
やわらげた暁には
また理性が虚偽から
その仮面を剥ぎとった暁には
その時こそ正義の女神は
その秤を平衡に保ちながら
過去の賞罰の多くに
そのところを変えることを
要求するだろう


靖国の中に遊就館があり、今日行った大きな理由はここを見るためである。戦争崇拝してけしからんと言う話もあるが、実際行ってみないことには本当のところはどうなっているのか分からない訳であり、じゃあ一度見てみようということである。
実際に見た感想としては、戦争崇拝ということはなく歴史をちゃんと伝えようとしているところである。零戦とか人間魚雷があったとしても歴史の貴重な資料と思う。

靖国はそもそも第二次世界大戦のために作られたものでも支那事変のために作られたものでもなく、明治維新の時から日本のために死んでいった人の霊を祭るところである。鎮魂の施設であり、そういうものはどうあるべきかは日本人なら分かるのではないかと思う。ある意味心の問題だと言うのも正しいことだと思う。