非接触ICカード(FeliCa)をかざすことで本人認証を行いログインできるパソコンが三菱電機から発売されます。
apricotAL C2シリーズがそれです。
パソコンに対する本人認証は、結構難しいと言われています。生体認証が有効とか言われていますが、これをきっちりすればするほど、少しの違いも本人と認識できなくなります。すると、使いたくても使えなくなり仕事ができなくなるどころか、その会社のシステム部門に非難の声が上がります。そこで、認識を甘くすると他人が使える確率も高くなりセキュリティが守れません。
ですから、IDとパスワード入力方式が今でも多く使われています。
このID・PW方式は、誰かが後ろから見るとか、指の動きを見たりすると、簡単に分かったりします。そこで、同一IDの利用期間を短くすることによって、セキュリティを保ったりします。
が、これは結構面倒くさくて運用がうまくいかなかったりします。
他には、USBでの認証器を差し込んで認証したりとかありますが、結局決定打にはなりません。
こういう機械は落としたときどうするの?という疑問から逃れられないのです。
で、このFeliCaを使って認証ですね。カードタイプは身に付けておくことが楽なので、落とすとかなくすとかの確率は低いとは思うのですが、うちの会社でも、カードタイプで首からぶら下げたものをなくしたりする人も実際にいるわけですから、絶対安全とは言えませんね。
難しいものです、このセキュリティ。