Webサイトは、作っただけでは駄目です。
見に来てもらえないことには、何にもなりません。
そう、みてもらって何ぼの世界です。
では、作ったWebサイトにどうやって来てもらえるか?
テレビで広告を打つ・・・・・金がかかって仕方ありません。
ラジオで広告を打つ・・・・・・ラジオは何かをしながら聞いていることが多いため、それを聴いて記憶にとどめるのは大変です。
新聞に広告を打つ・・・・・全国紙なんていうことになると相当に出費します。
雑誌に広告を打つ・・・・・これは、雑誌によりますが、それ相当に出版数を誇る雑誌はお金がかかります。
今まで説明した広告媒体は、大きな顧客を相手にしているためにマス媒体とかとも言われますが、僕の経験から言わせてもらうと、Webサイトとの親和性は非常に低いです。
マス媒体からWebサイトへ誘導していくためには、まず、その媒体に乗せた広告記事自体にそもそも魅力とか訴求力があることが必要です。さらに、そこからWebサイトに行くためには、パソコンをそのためにわざわざ起動して、サイトを探してもらうことまでしてもらわなければなりません。そこまでさせるには、Webサイトを見る動機付けをすることが必要です。つまり、リアルな媒体からWebサイトまで誘導することは、非常に敷居が高いこういとなります。
しかも、
以前は、マス媒体に広告をうった場合、来てもらいたいWebサイトを知らせるには、サイトのURLを記すことぐらいしかやっていませんでした。
URLとは、httpで始まる文字列ですね。
サイト固有の文字列であるため、いわゆるWebサイトの住所をあらわすものになります。
この表現は、少し間違いと言えば間違いで、実際は、IPアドレスがサイトの住所地ですね。ここではその違いは述べないことにします。
それで、URLですが、
http://www.ooo.co.jp/
と言うものですが、これは実に憶えにくいです。この文字列の中で、まあ固定と言われるものは、http://ぐらいしかありません。
wwwは、www2とか言うところもありますし、shopとか言うのもあります。auctionとか言うのもあります。
では、Yahooを見てみましょう。
http://www.yahoo.co.jp/
が通常のYahoo!JapanのトップページのURLです。
http://auctions.yahoo.co.jp/jp/
これは、ヤフーオークションですね。「www」が「auctions」になっています。
http://shopping.yahoo.co.jp/
これは、ヤフーショッピングのURLです。。「www」が「shopping」になっています。
つまり、wwwなんていうのは、何でもいいんです。
wwwと言うのは、world wide webの略でしかないわけで、ここがWebサイトですよ!と言うのを一番分かりやすく表現するものでしかありません。そのため初期のWebサイトは、wwwが良く使われていてその流れが今につながっているわけです。
何で、ここで、URLのことを記述しているかと言うと、URLは結構パターンがあると言うことです。
いや、まだ、パターンが多いと決め付けるのは早いですね。
それでは、URLの後半部分、「co.jp」を見てみましょう。
ここも色々な記述方法があります。
「com」もそうですし、コジマ電気のサイトは、kojima.netです、「net」ですね。単なる「jp」と言うものありますし「org」なんていうのもあります。「tv」と言うものあります。
こうして見ていくと、WebサイトのURLは、前も後ろも色々と種類があるわけですから、そのURLを憶えることは非常に大変と言うことです。
そこで、もっと簡単に自分のサイトを知らせる方法はないかと探しました。
そして、検索サイトに到達します。
自分のサイトを検索サイト(yahooとかGoogel)で見つけてもらうことですね。
自分のサイトに来るときは、このキーワードで検索してね!!と言うやつですね。
この手法を一気に広めたのが、富士通が行った「地底人」で検索ですね。「地デジ」を変化させて「地底人」まで持っていき、このキーワードで検索させて富士通のサイトまで到達させると言う手法です。
地底人と言うキーワードは、多くのサイトで使われている言葉でないため、この手法は非常に安価にサイトへリーチさせることができたはずです。
これをまとめるとこうなります。
検索サイトでは、検索結果ページに出てくる広告を売っています。スポンサーとして企業とかは、このキーワードを購入します。
一般の人が、検索サイトでそのキーワードで検索します。
すると、そのキーワードを買った会社の広告テキストに目が行きます。
そのキーワードを一般の人はクリックします。
すると、その広告を買った企業のサイトへ行きます。
この検索結果ページの広告を購入することを、リスティング広告を買うと言います。
SEOとは、少し違います。
〔ここで出てきて用語〕
URL:URLとはインターネット上であらわす住所を分かりやすく記述したものです。
http:httpとは、Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコルの略称です。なんのことかさっぱり分かりませんね。何のWebサイトかをあらわす住所地の最初の4文字です。ちなみに、暗号化するためにsslを使っているサイトは、httpsと(s)が余分に付くことが多いです。
IPアドレス:IPアドレスとは、インターネット上のコンピュータを1台1台を識別できるようにつけられた住所のじょいうなもの。「234.211.36.148」というように、0から255までの10進数の数字を4つ並べて表現します。インターネット上で、この数字は固有のものになり他と重複しません。WebサーバーにもこのIPアドレスがつけられます。と言うことでWebサイトもそのサイトのIPアドレスが分かれば見ることができますが、数字の羅列は覚えにくいために、これを憶えやすく変換したものが、URLです。