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日本電産 永守イズムの挑戦

最近、この日本電産の社長、永守重信と言う人は、テレビに出ていたりするようですね。ボクは、まだテレビでこの永守社長と言う人をみたことがありません。

Webの中でも、少し前には、

「休みたいなら辞めろ」発言は暴論?正論? ネットで波紋広がる

「休みたいならば辞めればいい」――。そう会見で述べたとされる日本電産永守重信社長の発言への反響が広がっている。連合会長がメーデーで非難したのに続き、ネットでも永守発言に対して多くの「意見表明」がされた。批判が多いが、なかには「正論を言ってくれた」と支持する声もある。

と言うことが書かれていたりします。
 
この人のことを始めた知ったのは、この本です。

日本電産永守イズムの挑戦 (日経ビジネス人文庫 ブルー に 1-32)日本電産永守イズムの挑戦 (日経ビジネス人文庫 ブルー に 1-32)
日本経済新聞社

日本経済新聞出版社 2008-04
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ボクは、この本を読んで、確かにこの永守さんと言う人は仕事に厳しい人であり、この人に合わなかったら、下で働く社員は大変だろうと思います。

しかし、この人の厳しさの下には、優しさが垣間見られるからいいと思うのです。

M&Aで買収した会社に対しても、立て直したらその会社に以前からいる社員に戻して経営をさせています。

これは、できそうでできないことだと思います。

会社が傾きそうで、何とか立て直すことができるかどうかは、2,3年の頑張りで何とかなります。わずか2,3年なら、歯を食いしばってっでも頑張ればいいと思います。

社員の気持ちが分かり、厳しくても、この人についていけば何とかなると思ったら、人はついていきます。

軽い人には、ついていきません。

それは、きっと頭の良さとかではなくて、もともと持った感覚ではないかと思うのです。

だから、こういう人の下で働くのは幸せだと思うのでした。